ホンダの小型ジェット機「ホンダジェット」の2017年の出荷数が前年比20機増の43機で、小型ジェット機(重量5・7トン以下)部門で、米セスナの主力機を抜いて初めて世界一になった。18年に入っても受注は順調で、生産スピードを上げ、さらに出荷数を伸ばす計画だ。 全米航空機製造者協会が22日に発表した集計で明らかになった。小型機部門の機種別で、ホンダジェットはセスナ「サイテーションM2」の39機を上回った。 ホンダジェットは最大7人乗りで、価格は490万ドル(約5億2400万円)。エンジンが主翼上部につくのが特徴で、空気抵抗が少ないことによる燃費の良さや、静かで広々とした室内空間が人気だ。 小型機は、富裕層や企業などが主に都市間の移動手段として使っており、近年は需要が伸びている。 ホンダは17年は主力の北米…