こんにちは!通信業界20年目のトミーと申します。 この記事では、2020年春にクラウドSIMで発生した障害の原因について解説しています。 サービスの性質と事実関係を正しく理解していただく事を目的に作成しています。 クラウドSIMにどこか懐疑的な印象を持っている人も少なくないと思いますが、そこには大きな誤解があります。 クラウドSIMは、これからのグローバルな高度情報通信社会において、数々の問題を解決する手段にもなり得る重要な技術です。 そのことを、皆さんにも広く知っていただきたいと考えています。 この記事の著者:トミー(ネットワーク・移動体通信エンジニア) 通信業界20年目、現役の移動体通信技術者です。 これまでに3Gの周波数再編や4G LTEの立ち上げ、災害で使用できなくなったネットワークの復旧対応、東京オリンピック・パラリンピック競技会場のネットワーク構築計画推進、BWAのエリア構築な
データ容量は“無制限”ではない ―― テレワーク需要も見込んでいるようですが、プランを見ると、無制限という記載があります。クラウドSIMの容量無制限が実際には無制限ではなかったということで問題になりましたが、こちらは大丈夫なのでしょうか。 吉田氏 無制限ですが、実際には制限があります。ネットワークを借りている以上、本当の無制限は難しい。利便性とお客さまのバランスを見て、監視はクラウド側で逐次行っています。 滝氏 1日の中で5GBを超えると、段階的にスピードダウンしていくようになっています。「実際にはこのぐらい使えるので大丈夫ではないでしょうか」というご提案の仕方をしています。 吉田氏 法人での使われ方を見ると、多くても1日の1GBから2GBがほとんどです。シンクライアントのPCを丸1日使ったとしても、だいたい1GB程度。20日稼働で考えると20GBぐらいになります。内線に関しては1時間使っ
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