皆さん、ホットプラグってますか!? 猫も杓子もUSB端子なこのご時世、いろんなデバイスをPCに繋いだり取り外したりしていることと思います。そこで今回はデバイスの自動認識やデバイス名の設定など、システムの裏方として大活躍しているudevの基本を紹介します。 動的デバイス管理ツールudev udevとはsystemdの別名です。 すみません、言い過ぎました。Ubuntuで使われているudevは、systemdの一部として提供されるデバイスの認識に関わるデーモンでありツールです。もともとは独立したソフトウェアでしたが、2012年にsystemdと同じソースツリーから提供されるようになりました。ただしデーモンプロセスとしてはsystemd(PID=1)から独立しています[1]。 udevは具体的には次のような流れでデバイスを認識し、設定された作業を行います。 カーネルが追加・削除されたデバイスを