前回、Jupyterノートブックをインストールして、Pythonのコードを書いてすぐに試してみる方法を紹介した。今回は、Jupyterノートブックを利用して、CSVファイルの読み込み、および、視覚化に挑戦してみよう。 CSVファイルについて 日々、業務で使うデータの多くは、表計算ソフトで作成したデータが多い。売り上げデータや、顧客データ、在庫データなどだ。そうしたデータを作るのには、ExcelやGoogleスプレッドシート、OpenOfficeなどを使う。 しかし、そうした表計算ソフトなどで作ったデータをプログラミングで活用する際に、素のExcelファイルを解析して読み込むのは、なかなか面倒だ。 もちろん、Excelファイルを読み込むのも、それほど難しいわけではないが、もっと、手軽に扱う方法がある。そこで登場するのが、CSVファイルだ。表計算ソフトやデータベースであれば、大抵、CSV形式で