今月10日、政府は生活保護受給世帯の子供の進学支援として、来年度より大学や専門学校の入学時に一時金を支給する方針を固めたことが報じられた(生活保護世帯の大学進学、一時金支給へ 政府方針)。 これに対し実業家の堀江貴文氏は「既存の大学の枠組みを残すための税金の無駄遣い。優秀な学生には返さなくて良い本当の奨学金がすでに支払われる枠組みがあるんだから、優秀でもない学生がわざわざ行くところではないのに補助金だすとかマジおかしい」と投稿し、賛否両論が寄せられた。 その後も堀江氏は、「税金で高等教育をあまり役に立たない人に施すのは間違ってると思う」「既存の教員や天下りの給与確保策だよね。それをなんか弱者救済的な文脈で語るのはおかしい」「本気で税金の無駄を無くそうと思ってるだけ」などと持論を展開していた。 確かに成績優秀者が受け取れる給付型奨学金は存在するものの、その枠はごくわずかだ。奨学金のほとんどが