ソ連のＴＶ放送（前編）｜露傍の石
ソ連のTVは、1939年にモスクワとレニングラードでの小規模な放送から始まった。第二次世界大戦に突入して暫く停滞するものの、終戦後は徐々に拡大して、各地に放送のネットワークができる。1967年にはモスクワから全土に放送可能になった。TVは重要な啓蒙・プロパガンダ装置でもあり、ソ連邦閣僚会議付属テレビ・ラジオ国家委員会の厳格な管理下に置かれていた。 とはいえ、TVがイデオロギー装置として本格的に認知されるには、少し時間がかかる。当初は週に数時間～数日の放映で、映画やスポーツ中継が中心。時代はまだまだラジオ優位だったのだ。 1960年1月、ソビエト共産党中央委員会は決議「ソビエトにおけるテレビの今後の発展について」を採択。この中で、TVは「マルクス・レーニンのイデオロギーと道徳、およびブルジョア思想に対する敵意に基づく共産主義教育を国民民衆に施す重要な手法」と位置付けられた。 この文言はいかに
ルスタム・カーツ『ソヴィエト・ファンタスチカの歴史』 - 作品メモランダム
★ルスタム・カーツ『ソヴィエト・ファンタスチカの歴史』（梅村博昭訳、世界浪漫派叢書、共和国、2017/06） Рустам Кац, История советской фантастики (2013） 革命後のソ連文学史は、ファンタスチカ（SF＋幻想文学）による権力闘争の歴史だった――。粛清、雪どけ、そしてペレストロイカまで。本国ロシアでは社会学者や報道関係者が「事実」として引用した、教科書にぜったい載ってはならない反革命的メタメタフィクション、まさかの日本語版刊行！ （帯文より） 待ってました！ 折しも文学の社会への影響や虚構と事実の違いについて考えている最中のわたくしには、天の恵みのような1冊です。うれしいなあ。 もちろん、そんなわたくしの個人的事情とはまったく関係なく、こんな面白い本を見逃す手はありません。だってほら、こんなふうに始まるんですよ。 ソヴィエト連邦の歴史には、こんに
ロマノフ家の最後の皇帝ニコライ二世とその妻は処刑されたのは知っているんですが、その4人の娘と皇太子はどうなったのですか？... - Yahoo!知恵袋
一家全員について死亡が確認されています。 1979年に発見されていた9体の遺骨について、ソ連崩壊後に行われ たDNA鑑定では、5体が家族で夫婦とその娘3人、4体が他人と判明し ました。そして、現存する皇帝夫妻の血族のDNAとの照合で、夫婦 は皇帝夫妻、娘3人は4人の皇女のうちの3人と断定されています。 4体の他人は侍医と女中、料理人と従僕だそうです。 で、この3人については、年齢、身長、頭蓋骨と顔面骨断片のコン ピューター解析や写真分析、歯学的分析などから、長女オルガ、次 女タチアナ、四女アナスタシアとされています。 http://www.bunben.net/~kog/yamaguti-n.htm その後、2007年に処刑の指揮を取った人物の手記と一致する場所か ら、10代の男女の遺骨が新たに発見され、鑑定の結果、皇太子アレ クセイと三女マリアのものであると判明しています。 マリアとアナ
Spies and Commissars: Bolshevik Russia and the West by Robert Service – review
In our age of many so-called "revolutions", it is good to be reminded what a real revolution tastes like: not simply the removal of a ruler but the complete overthrow of the social, economic and political structures. Robert Service's new book revels in the sheer exuberance of the first months of Russia's 1917 upheavals, with the new leaders "cheerfully smashing institutions to smithereens". As he
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Amazon.co.jp: グラーグソ連集中収容所の歴史: アンアプルボーム (著), 川上洸 (翻訳): 本
Gulag – Wikipedia
