磯田さんのふるさとは岡山。 小学生のころ、自宅から10キロの道のりを自転車で何度も通ったという遺跡を訪ねました。倉敷市にある、弥生時代の墳丘墓、楯築(たてつき)遺跡です。当時行われていた発掘調査を見に来たり、大雨のあと、土器のかけらを探しに来たりしていました。 インタビューの途中も、足元が気になる磯田さん。なんと、遺物を発見します! (渡邊) すごい、磯田さん!こうやって手のひらから歴史を発見してるんですね。 (磯田さん) そうそう!「手のひらから歴史を発見する」。それって誰しも実はできるんですよ。歴史っていうのは、本当に自分で見た生の情報。だから、特にネットの社会とかで世界中の人が勝手に検証不能なことをやって信じちゃうことが多いですよね。液晶画面にあることって、僕は自分で確かめたほうがいいと思う。