秋が次第に深まると、木々に囲まれた国立天文台三鷹キャンパスは鮮やかな彩りに染められていきます。晴天の一日、写真に収められたのは「子午儀資料館」。かつて恒星の精密な位置測定を行っていた施設です。この建物に保存されているレプソルド子午儀は、日本で初めての本格的観測星表の立役者となった装置で、国の重要指定文化財に指定されています。天文学史の貴重な足跡を守り続ける建物が、穏やかな古色を浮かべて涼やかな季節に佇んでいます。 日本の近代天文学黎明を支えた子午儀 現在国立天文台三鷹の子午儀資料館に格納されているレプソルド子午儀は、1880年ドイツ製の観測装置です。子午儀とは、子午線(南北を結ぶ線)上のみに向けることができる望遠鏡で、天体の通過を精密に観測することで時刻の決定や経度測量に使用されました。日本の天文学の黎明期を支えたこの子午儀は旧東京天文台の時代には港区麻布に設置されており、その地点は今でも
数学の「座標平面」の授業で、先生がこんなことを言いました。 「x軸は大通、y軸は創成川、原点はテレビ塔の辺りだと思えばいい」 札幌っ子にとって、これほどわかりやすい例えが他にあるでしょうか。 札幌の中心市街地は、直線道路が等間隔で直角にクロスする、いわゆる「碁盤の目」のような都市計画で知られています。南北の軸は大通で、南39条から北51条まで約14km。東西の軸は創成川で、東30丁目から西29丁目まで約8kmという、巨大な「座標平面」です。 しかし、地図をよく見ると、南3〜6条を境に、北(都心部)と南(山鼻地区)で区画が微妙にずれているのがわかりますか?わかりやすく色分けしてみました。 赤く塗った道路は都心部、青く塗った道路は山鼻地区。 正確な東西南北の方位に対して、都心部は反時計回りに約9度、山鼻地区は同じく約5度傾いています。どちらも、「南○条西○丁目」という「座標平面」の住所が、とく
札幌市中心部は言わずと知れた碁盤の目で市街地が形成されています。 しかし、よーく地図を見てみると、札幌市中央区の場合、中心部と山鼻地 区とでは、碁盤の目の角度が微妙に違っています。(証拠マップはこちら)今回は碁盤の目が微妙 にずれているなぞに迫ります。 札幌中心部の微妙な角度のずれ 札幌市中心部、ちょうど札幌駅、道庁や大通、すすきのあたりまでの区 画に対して、南3条~南4条以南の碁盤の目の角度がわずかにずれています。 なぜ曲げて作ったのでしょうか。 札幌の歴史を見るとなぞがある程度とけます。さかのぼること明治時代、 北海道開拓使は札幌を中心とする構想を掲げます。札幌本府建設について は、開拓判官島義勇氏が計画しましたが、実際に建設したのは後任の岩村 通俊氏。 ※札幌市中央区中心部(本府)の建設の歴史と市街地図はこちら 札幌本府(中心部)建設の基準としたのは「大友堀」つまり現在の創成川 でし
佐藤賢一の中の人 @ke_1sato 【国絵図完成!】(1)一週間ほどサボっている間にフォロワー数が1750人以上に増えていました。m(_ _)m 恒例の西暦換算・科学史ネタを呟きます。1702年、江戸幕府が諸大名に命じて作製させた元禄国絵図が完成・完納されました。(参照 http://t.co/7RgkP2xa ) 佐藤賢一の中の人 @ke_1sato 【国絵図完成!】(2)国絵図は、諸大名が自分の領地の地図を作って国単位でまとめて幕府に献上したものです。(幕領は代官が作製を担当しました。)17世紀の間に4回ほど国絵図の作成が命じられましたが、元禄国絵図はその4回目です。(19世紀に1回だけ、幕府の責任で追加作製されました。) 佐藤賢一の中の人 @ke_1sato 【国絵図完成!】(3)昔の「国」単位で一枚の地図が描かれたのが国絵図。(さすがに陸奥のような大国は分割して描かれました。)主
日本経緯度原点。中央の金属標が原点の位置。原点の両脇にある黒い石版の位置には関東大震災で崩壊した、子午環の架台があった。 日本経緯度原点(にほんけいいどげんてん、Japanese origin of longitude and latitude[1])は、日本国内の測量の基準点。東京都港区麻布台二丁目に位置する[2]。 1892年、当時この場所にあった東京天文台の子午環(観測装置の一種)の中心が日本における経緯度の原点として定められた。子午環そのものは1923年の関東大震災で大破し、のちにその跡地に原点を示す金属標が設置された。国土地理院関東地方測量部が管轄する現用施設である一方で、史跡として港区指定文化財にも指定されている。 概要[編集] (参考)類似の子午環[注釈 1] 東京天文台にあったメルツ・レプソルド子午環の写真は出典[3](pdf)に示されている。 日本経緯度原点は、1892年
国土交通省国土地理院 (国土交通省法人番号2000012100001) 〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 電話:029-864-1111(代表) FAX:029-864-1807 アクセス情報・地図
時間の概念を変える発見をしました。 多くの人が起きる時間が7時30分くらいでしょう。 しかし、本当に7時30分である必要は無いのです。 その7時30分を0時00分にしてしまえば、 人間工学的に有意義だと思います。 今の人類の表記が昼の12時50分だとすると、人間工学に沿った時間で5時20分です。 自分が朝から何時間たっているのか、一瞬でわかります5時間20分です。
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