友達が少ない・いない中高年男性が問題視されている。孤独の健康リスクは飲酒や喫煙を凌ぐとも言われており、早急に対応しなければいけない。 中高年男性に友達がいない理由として様々な要因が想定されるが、そもそも“人を誘えないこと”にあるのではないか。誘える中高年男性を増加すれば孤独化することはなく、健康を害す心配もない。とは言え、自発的に誘える中高年男性はそうそういない。 そこで中高年男性が人を誘えない理由、どうすれば誘えるようになるのかなど、『世界一孤独な日本のオジサン』(角川新書)の著者・岡本純子氏に話を聞いた。 そもそも、友達が少ない・いない中高年男性は世界的な問題らしい。その理由として岡本氏は「“男らしさ”に支配されがちだから」と解説する。 「男性は年を重ねるごとに『一人で強く生きるべきだ』といった“男らしさ”に支配されて他者との交流に抵抗感を覚える、という研究結果は世界的に見られています