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ブックマーク / www.art-it.asia (8)

  • 椹木野衣 美術と時評87:表現の不自由・それ以前 –– 小早川秋聲、山下菊二、大浦信行の<2019年>をめぐって - ART iT(アートイット)

    マガジン > 連載 > 椹木野衣 > 椹木野衣 美術と時評87:表現の不自由・それ以前 –– 小早川秋聲、山下菊二、大浦信行の<2019年>をめぐって 連載目次 小早川秋聲「國之楯」1944年 紙着色 京都霊山護国神社蔵(日南町美術館寄託) この夏の終わりに東京の京橋から日橋にかけて開かれた二つの個展を見て歩くのは、複雑な感嘆と深い失意を伴うものだった。会場はいずれも美術館ではなく画廊で、ひとつは加島美術で開かれた小早川秋聲の非常に珍しいまとまった規模の展覧会だ。生前に画商を通さなかったらしく、小早川の絵を見る機会は今でもたいへん限られており、個展となると関東圏では初めてのことだという。しかも今回の展示は、戦時中に描かれた小早川の代表作「國之楯」(1944年)を中心に据えている。この絵はもと陸軍からの委嘱で描かれたが、当時の軍部には日人兵士の戦死者を描いてはならないという不文律があり

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  • Ian Cheng: Emissary Forks At Perfection @ Pilar Corrias - ART iT(アートイット)

    Ian Cheng: Emissary Forks At Perfection 13 OCT – 14 NOV 2015 Pilar Corrias, London http://www.pilarcorrias.com/

  • 対談:艾未未 x ろくでなし子 - ART iT(アートイット)

    対談:艾未未 x ろくでなし子 企画、文、訳 / 牧陽一 なぜ北京へ? 2015年6月9日から、3泊4日の日程で北京へ旅行した。 まず、ろくでなし子さんに、彼女の1年も続く憂な裁判期間の中で少し気晴らしをして欲しかった、そして楽しんで欲しかった。艾未未さんにそれを伝えると、彼から「私もぜひ早く会いたい」という返事があった。ろくでなし子さんには3月から何度かお会いして、5月には埼玉大学で教養学部主催の講演会も実施し、そうしたことを通じて、彼女が誠実に表現の自由を求めているアーティストであることは十分に承知していた。だからこそ、20年来の友人に会ってほしいと思った。アイさんも猥褻画像伝播罪の容疑がかけられたことがある。監獄に81日間も拘留された。同じ理不尽な拘束にあったもの同士ではないか。 そして、まんこごときで逮捕拘留される日と、まんこごときでは逮捕されないが、政府批判をちょっとでも囁け

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  • 「Soleil Noir」 ローラン・グラッソ展 - ART iT(アートイット)

    会期:2015年11月11日(水)~2016年1月31日(日) 月~土曜11:00~20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00~19:00(最終入場18:30) 不定休(11月18日(水)休館。 年末年始はエルメス銀座店の営業時間に準ずる。) 入場無料 会場:銀座メゾンエルメス フォーラム (中央区銀座5-4-1 8階 TEL: 03-3569-3300) 主催:エルメス財団 協力:エドワール・マラング・ギャラリー、ギャラリー・ペロタン 後援:在日フランス大使館/アンスティテュ・フランセ日 銀座メゾンエルメス フォーラムは、フランス人アーティスト、ローラン・グラッソの展覧会「Soleil Noir」(黒い太陽)を開催いたします。グラッソは1972年生まれ、フランスに在住する最も革新的なアーティストに与えられるマルセル・デュシャン賞を2008年に受賞するなど、近年大きな注目を集め

    「Soleil Noir」 ローラン・グラッソ展 - ART iT(アートイット)
  • 艾未未 インタビュー (2012年9月) - ART iT(アートイット)

    インタビュー / 牧陽一 艾未未 撮影:牧陽一 牧陽一(以下MY)自由とは何か、民族とは何か、人間とは何か、芸術とは何か、建築とは何か。艾未未さんのことばは、哲学的な思考を我々にたくさん与えてくれました。艾未未さんの文章や行動のひとつひとつに我々は考えさせられました。非常に素晴らしいと思っています。 私の意見としては、愛国は自国を称賛し、他国を貶めるようなことではないと思います。批判することの方がとても大切なことであり、艾未未さんの意見は中国にとってとても大切です。艾未未さんこそ当の愛国者なのだと思います。当の愛国者は自国を批判できる人のことだと思います。 単純な批判ではなく、未来に向けての批判、艾未未さんのお名前にある「未」という未来に向けての批判です。私は艾未未さんが人々の生活の為に批判する勇気に感服しています。艾未未さんと交流することで、私は自分の人生が意気に感じられます。愛国は

  • 奈良美智氏の反論:ブログ記事「ビジネスマンとしての奈良美智」に対して

    ART iT 公式ブロガー、Adrian Favell氏による「ビジネスマンとしての奈良美智」に対し、アーティスト奈良美智氏より反論がありました。 以下に、人より事実誤認とする部分について、訂正をいただきましたので掲載いたします。 (この反論の英語訳についてはこちらから Please Click here for the English translation) Favell氏自身が当初掲載していた日語訳は、日語と英語のニュアンスの違いから、一旦ご人がブログ記事から削除しましたが、奈良氏からの要請を受けて、この訂正注釈公開にあわせて、再掲載します。しかしながら、Favell氏は、英語の原文が持つニュアンスが伝わりにくいことに対し、懸念しておりますので、読者におかれましては、その点をご考慮頂くようお願いいたします。 尚、ARTiT公式ブログに書かれた内容は、個人ブログ同様にブロガー自

  • マシュー・バーニーを解放せよ! - ART iT(アートイット)

    Photo illustration by ART iT. 先日、マンハッタンのダウンタウンにあるアート系のミニ・シアターで、マシュー・バーニーの『クレマスター』シリーズの5作全てが一般公開された。この映画マラソンを最後まで観たいという気持ちと、この冒険的な体験にかけるべき時間を天秤にかけていたら、新聞の映画上映情報欄にある奇妙な文言に気付いた。情報欄に示された曖昧な「ライセンス許可」という略記には,『クレマスター』は他にある映画作品とは異なり、絶対にDVDや他の形で大衆向けに一般販売されることはないという事実をもっともらしく言い繕い、それがどういうことかを解明することは時間の無駄という意味合いが込められていたのだ。そこで初めて私には、「クレマスター」の配給を巡る状況は、近代美術史において、最も損害が多く、無意味な大失敗のように思えてきた。 最も損害が多いというのはどういう意味か?観客とな

  • 楊福東(ヤン・フードン) - ART iT(アートイット)

    多岐に渡る表現手段の中で、いちばん魅了されたのが映像、映画だったのです 美しい構図とカメラワークで描かれる、抒情あふれる映像群。楊(ヤン)の紡ぐ作品世界はどこか幻想的であると同時に、現代中国に生きる人々の心の中を旅するようでもある。近年はそのスタイルやモチーフにも広がりを見せるアーティストを、日初個展が行われている東京で取材した。 聞き手・文:小山ひとみ ——今回展示される5作品は制作年も様々ですが、作品に共通するテーマはありますか。 「生命、生存、生活」、これらがはっきりとは目に見えなくとも、各作品に内在していると言えます。ある人は非常に積極的に物事に向き合うかもしれない。また、別の人は非常に消極的かもしれない。受けた教育やバックグラウンド、社会に対する理解というのは人それぞれ違います。各々が成長過程において信じるべきものをつかみ、その信念に従って行動していく。それは、非常に意義のある

    楊福東(ヤン・フードン) - ART iT(アートイット)
    tweakk
    tweakk 2010/05/16
    インタビューがあった。美術館にインタビュー映像もあったが非常に知的で、誠実な人だと思った。雰囲気あって格好よかった。あまり年も変わらないのだな。
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