兵庫・神戸の「フロインドリーブ」の姉妹店として神戸の店舗で修業した店主の福井貞夫(81)さんが1970(昭和45)年にオープンした同店。常連には地元の人をはじめ、ドイツやスイスなど周辺に多い大使館の人たちも多く、ドイツに帰る際に同店のパンを買っていく人などもいたという。 同店はオープン当初から、添加物を使わないなど素材にもこだわったシンプルで「昔ながらの」作り方を続けているため、今でも4時に起きてパンを作っているという。営業を続けたい気持ちはありながらも、福井さんが高齢となり体力的に厳しくなったことから閉店を決めたという。 作れる数に限りがあるため、パンは現在15種類ほどを扱っている。「ポンパニケッル(プンパニッケル)」、キャラウェイシードなどを混ぜるライ麦45%の「ライブレッド」などの黒パンをはじめ、「ハードトースト」、周りの生地を直火で焼く「ドイツコッペ」などの白パン(小麦粉で作るパン
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