『砕かれたハリルホジッチ・プラン』の著者、五百蔵容さんと本を起点にいろいろお話を伺ったインタビュー連載企画2回目です。初回分はこちら。 2回目となる今回は、本の中にも重要な概念として登場する「エリア戦略」「戦術的デュエル」という考え方について深掘りするとともに、そこから日本とヨーロッパにおけるサッカーというものの捉え方の違いにまで話が及びました。キーワードは「陣取り合戦」です。それではどうぞ。 >>> 【エリア戦略と戦術的デュエル】 「フィールド全体の中でどこを使って試合を進めたいか」と「目の前の相手をいかに止めるか」はリンクしている---『砕かれたハリルホジッチ・プラン』では、ハリルホジッチのサッカーを読み解くキーワードとして「エリア戦略」「戦術的デュエル」の2つが挙げられているかと思いますが、これらの概念について改めて五百蔵さんの方が説明していただけますか。 五百蔵:「エリア戦略」を簡
![サッカー=「陣取り合戦」。ハリルホジッチを理解するうえで必要な視点とは?|レジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ad5f797b64618fc05e3a7623376c5e6d3eb6711/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F6825690%2Frectangle_large_26651169a58344380e8df6c846c2a756.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)