日本のスタートアップの海外展開が目覚ましい。 最初から海外マーケットを視野に入れたプロダクト作りやチーム編成を行なっているケースが増えている。 これは至極真っ当な事で、特に国境の無いインターネットを活用したビジネスモデルであれば、日本国内向け ”だけ” に展開する方がもったいないのだから。 2%のジレンマというのも、世界で日本語を話す人々は日本の総人口+α程度しか居ない。 具体的な数字にしてみると2023年時点での日本の人口は1億2千万人強。 世界人口が約80億程度だから、割合にしてみると1.6%程度。これに外国人で日本語を話す人が多少居たとしても、世界人口の2%以下しか居ない。 これは極単純なロジックなのだが、日本国内向けのサービスはどんなに頑張ったところで、自ずとその世界人口で2%のシェアしか獲得する事が出来ない。 と言うことは、必ず: 獲得可能な市場規模 = ターゲット顧客層 x 0