2017年はアニメファンにとってどんな年だっただろうか。ヒット作の続編が目立った一方で、近年のように社会現象化した作品は見当たらなかったようにも見受けられる。“オタレント”の小新井涼さんが、ファンの目線から2017年を振り返る。 間もなく終わりを迎える2017年ですが、アニメで振り返ってみると一体どんな年だったでしょうか。「国産アニメ誕生100周年」や「アニメ市場規模2兆円突破」、また忘れてはならない「けものフレンズ(けもフレ)」ブームもありました。ですが私の考えでは、この一年は「ヒット不在の年」だったと思います。明るい話題の一方で、なぜこんな消極的な総括になってしまうのでしょうか。今年一年を振り返りつつ、探ってみたいと思います。 今年一番話題を集めたのは「けもフレ」でまず間違いありません。しかしそれは同時に、それ以外に目立った社会的なムーブメントがなかったことも意味しているのではないでし
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