国内累計3500万ダウンロード突破の大ヒットゲーム、「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を生み出したガンホー・オンライン・エンターテイメントで代表取締役社長CEOを務める森下一喜氏。ゲームデザインを専門的に学んだ経験がないにもかかわらず、なぜ森下氏はおもしろいゲームをつくり出せるのか。1つのゲームができるまでの過程を掘り下げるなかで、ものづくりの本質が語られる。(崎谷実穂/構成、引地信彦/写真) 苦手を克服するより、 得意なことで突き抜ける ――現在は、CEOと現場の統括を兼任されているというお話でしたが、ゲーム開発にどのように関わっているのか、具体的に教えてください。 森下一喜(以下略) 僕は、現場のラインの状況や、メンバーの得意不得意もかなり把握できていると思います。プログラマのなかには、コードを書くのが速い人もいれば、作業は遅いけど細かく丁寧にコードを書ける人もいる。仕様書を書かせたほ
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