北沢俊美防衛相が行政刷新会議の「事業仕分け」で、自衛隊の制服購入費が海外調達などによる縮減を求められたことについて 「軍服を海外に依存するなんて話は世界中で聞いたことがない。その国と危険な状態になったら、おんぼろ服で事に臨むのか」と発言したそうです。 率直に申し上げて北沢俊美防衛相は装備調達に関してご存じないです。ならばこのような感情的な発言をなさらない方が宜しかったのではないでしょうか。 まず、昔からアフリカなどでは自国で軍服が作れないので、欧州の商社あるいはミリタリー・サープラスの問屋などから輸入をしております。 またこれらの地域では軍事援助と国々はソ連や東欧諸国からも輸入してきました。今は中国からの輸入が増えています。 先進国でも輸入している例は少なくありません。 欧州ではベルギーは昔からテキスタイルが盛んで、周辺国を中心に輸出してきています。また英国の軍用セーター業者は以前から欧州