普通に考えたら刀道だよね
4月11 平岡昭利『アホウドリを追った日本人』(岩波新書) 9点 カテゴリ:歴史・宗教9点 台風情報などでよく聞く南大東島。この島は周囲を20メートルほどの断崖絶壁で囲まれた島で、人が上陸することはかなり難しい島でした。ところが、1900年になるとこの断崖をよじ登って島に上陸する人々が現れます。しかも、その人々は沖縄の人々ではなく200キロ以上離れた伊豆諸島の八丈島からやってきた人々でした。 「なぜ八丈島の人々は遠い島の断崖絶壁をよじ登ったのか?」これが著者をとらえた疑問だといいます。 また、日本の最東端の南鳥島。台風などが来ればひとたまりもない絶海の孤島ですが、ここにも明治期の日本人は進出していきました。 この日本人を南洋の孤島へと駆り立てたもの。それこそがこの本のタイトるにも出てくるアホウドリなのです。 この本は、「アホウドリを追った日本人」の姿を追うことで、日本の「南洋進出」の原動力
「これはもう大罪ですよ。あなたたちは匠の心も良心のかけらもまったくない!」。民主党の伴野豊・衆議院議員は声を荒らげた。 3月27日。長妻昭氏、荒井聰氏ら6人の同党議員は、東洋ゴム工業によるデータ偽装で不適合(性能不足)の「免震ゴム」が納入された、神奈川芸術劇場を訪ねた。免震層を視察後、ヒアリングの席では厳しい声の連発。長妻氏は「驚いたのは大臣認定(の製品製造)をビジネスレベルでできないことだ」と憤る。 同じ27日に大阪の東洋ゴム本社では、株主総会が開かれていた。出席した株主数は、2007年に発覚した「断熱パネル」性能偽装問題後の総会に次ぐ155人、時間は過去最長の1時間54分。冒頭で山本卓司社長ら経営陣が謝罪し、株主からは引責を求める質問も飛んだ。が、山本社長は、「ご迷惑をお掛けした関係者への対応が最優先」と述べるにとどめた。 高減衰ゴムでは各社の差が出やすい 株主が怒るのも無理はない。総
京都大学大学院教育学研究科教授・佐藤卓己 3月22日付産経は、内閣府の「社会意識に関する世論調査」(平成27年1月)を「75%『愛国心育てる必要ある』」の見出し(大阪本社発行分)で報じた。 この調査は昭和44(1969)年から原則毎年行われており、48年から始まるNHK放送文化研究所の「日本人の意識」調査とともに、民意の変化を客観的に分析する定点観測である。あらゆる世論調査に言えることだが、数字-この見出しでは75%-にはあまり意味はない。数値は調査主体や設問形式で大きく変化する。同一調査で同じ質問への回答が時系列的にどう変化したかが重要なのだ。つまり、読み取るべきは点でなく線なのだ。 だとすれば、「国民の間に『国を愛する』気持ちをもっと育てる必要があるかどうか」の結果で報じるべきは、「そう思う」75.8%でも「そうは思わない」12.5%でもない。「そう思う」が「前回調査比0.5ポイントの
仏ビルパンドで開かれた防衛とセキュリティー関連の国際展示会「ユーロサトリ」に出展されたレオパルト2戦車(2010年6月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC PIERMONT 【4月12日 AFP】ドイツ国防省は11日、防衛関連業界に売却していた約100台の戦車を買い戻し、再び任務に就けると発表した。 独国防省の報道官はAFPに対し、ドイツ陸軍の主力戦車レオパルト2(Leopard 2)は現在の225台から328台になると述べ、ドイツのニュース週刊誌シュビーゲル(Der Spiegel)が伝えていた内容を確認した。これらの戦車は2017年から近代化改修を受けるという。 約5000人の兵士を2日程度で展開できる緊急部隊の創設に伴う措置。ウクライナ危機を受けて北大西洋条約機構(NATO)加盟各国が2014年9月に合意したこの部隊は、東欧のNATO加盟国に司令センターを置き、2016年に
印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665 今日の朝日のオピニオン面で、「右傾化」を考えるというテーマで何人かの識者が語っている。中の一人、物語評論家のさやわか氏が「艦これ」について、「右傾化ではないが、イデオロギーが抜け落ちているところが不気味。ファンは『歴史の真実を描いているわけではない』と開き直るべきではない」と。 印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665 そして、「(艦これやガルパンの)ファンは、自分達の好きな作品が戦争賛美に受け取られかねないという事を理解し、自分達はネトウヨではないとはっきり言えなくては」 ・・・う~む・・・ 印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665 この手の意見は、色んな形で子供の頃から散々言われていて、この先も永久に言われ続けるものだと覚悟しているが、素朴な疑問として、「何でそこまで言われないといけないの?
エジプトの裁判所は、今の政権と対立するイスラム組織ムスリム同胞団のトップら14人に対して、暴力を扇動した罪などで死刑判決を言い渡し、ムスリム同胞団側が強く反発することが懸念されています。 11日、首都カイロの裁判所は、バディヤ団長ら14人に対し、「支持者を扇動して暴力や騒乱を引き起こした」として死刑判決を言い渡しました。エジプト政府は、事実上のクーデターのあと、ムスリム同胞団をテロ組織に指定して徹底した弾圧を行っており、これまでにも同胞団の幹部や支持者ら数百人が死刑や終身刑の厳しい判決を言い渡されています。 これに対して、同胞団側は「十分な審理に基づかない政治的な裁判だ」と反発を強めていて、今回、バディヤ団長に死刑判決が出たことで政権との対立が一層、先鋭化することが懸念されています。
霞が関の東京家裁前。記者の直撃に対し、自転車で走り去った矢作氏だったが、やがて停車して道ばたで語り始めた ベストセラー『人は死なない』『おかげさまで生きる』などの著書で知られる、東京大学医学部教授で東大病院救急部・集中治療部長の矢作直樹氏(59)が、東大病院の会議室で“霊感セミナー”を開いていたことが週刊文春の取材で分かった。 昨年春、東大病院内に発足した任意団体「未来医療研究会」は、矢作氏の教え子である東大病院のI医師が代表に就き、矢作氏は顧問を務めている。もともとは西洋医療の枠にとらわれない統合医療を研究する団体だったという。 しかし、古参の会員はこう証言する。 「今や研究会は、矢作さんの人気を利用したい“スピリチュアル業者”による霊感商法の営業の場になっています。中核メンバーである60代の女性などが浄化効果のある『水晶の粉』や宇宙と繋がることができる『ミュージックローション』などを勧
既報の通り、阿久津主税八段が勝利を収め、プロ棋士側が3勝2敗で勝ち越した「将棋電王戦FINAL」。4月11日に行われた最終局では、AWAKE側がわずか21手で投了を宣言し物議をかもしましたが、対局後の記者会見でもやはり、AWAKEの「21手投了」という決断に質問が集中しました。 対局後に行われた記者会見 AWAKEは以前、「電王『AWAKE』に勝てたら100万円!」という企画でアマチュアと対戦した際、「自陣にあえて隙を作ることで、AWAKE側に持ち駒の角を打たせて捕獲してしまうことができる」という、ある種の「ハメ手」が見つかっていました。今回、阿久津八段もこの指し方を採用し、AWAKEの角を自陣へ誘導することに成功。この直後、AWAKE開発者・巨瀬亮一さんが投了を宣言し、AWAKE側の負けが決まりました。このまま続行してもAWAKE側にとって相当に不利な状態だったことは確かですが、それでも
米国のレストランチェーン店が、日本のそばやうどんの麺類に力を入れている。健康志向が広がり、低カロリーの食事に関心が高まっているためだ。 パンやサラダで知られる全米チェーン「パネラブレッド」は枝豆入り「ソバ・ヌードル・ボウル」をメニューに追加した。米国人の味覚にも合ったみそ風味。米国では一個1千キロカロリーを超えるハンバーガーが珍しくないが、「370キロカロリーなのが人気」(広報)。価格は地域で異なるが、7・99ドル(約950円)から9・49ドル。このメニューのテレビCMも流している。 そばは、健康意識が高い米都市部の消費者の注目を集め、大手スーパーマーケットではソバヌードル・サラダが目立ってきた。 パスタなどの人気が高い全米チ… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会
11日に千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で開催されている「大ニセモノ博覧会−贋造と模倣の文化史−」に行ってきた。 雨で来館者が少ないことを期待したが、全くそんなことはなく、ギャラリートークの時間にかなりの人数がいた。 このためギャラリートークは三か所に人数を分けて15分ずつ聞くという方式をとっていた。 今回の企画展示には2部屋を使用。様々なフェイク、レプリカ、コピーの展示があり、多様性に富んだ内容だった。有名なフェイク事件紹介もある。 真贋そのものよりにせものが生まれた事情やその扱われ方といった側面が重視されており、展示もそれに沿った説明が付されている。 また、図録には展示内容の紹介だけではなく、にせものに関するコラムもあって、情報量が多い。例え買わないにしても見ておくべきだろう。 ギャラリートークでは様々なにせものの背景や展示の事情について、図録にないことまで説明があり、短い時間ながら興
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