これを「集団リンチ」と呼ばずして何というのか。大阪商業大(大阪府東大阪市)の日本拳法部の合宿で集団暴行があったとして5月10日、当時の主将を含む元部員3人が大阪府警に逮捕された。府警の捜査で明らかになったのは、「全裸の強要」「竹串の肛門挿入」「ライターで背中を火あぶり」などの「常識を外れた」(捜査関係者)行為だ。部活という閉鎖的な世界だけに、闇に葬り去られたかもしれない事件を白日の下にさらしたのは、合宿に参加した入部予定の高校生が録音していたスマートフォンの「音声データ」だった。 〝リンチ〟画像を部員で共有 1年生の男子部員(19)の首を後ろから締め上げ、水の張った浴槽に何度も顔面を沈める2人の部員。そばには部活動の責任者である主将(21)が立ち、「見て楽しんでいた」。これが日本拳法部の合宿を舞台に3日間にわたって繰り広げられた〝集団リンチ〟の始まりだった。 3月6日夜、合宿所となっていた
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