日本の大学などに留学を希望する外国人の日本語能力や学力を測るための「日本留学試験」を受けた一部の受験生から、試験では過去の問題と同じ問題が多数出題され、中には休み時間中に問題を検索し、カンニングした人がいたとの指摘が上がっていることがわかりました。 試験を実施する日本学生支援機構は、「過去問の取り扱いについては答えられないが、不正行為を防ぐ対策を強化する」としています。 「日本留学試験」は、日本の大学などへの留学を希望する外国人の日本語能力や学力を測り、大学の合否判定や奨学金支給の判断などにも使われるもので、独立行政法人の「日本学生支援機構」が国内外で年に2回実施しています。 ことし11月に、大阪府内で行われた試験では、ミスで問題冊子が足りず1600人余りが受験できなかったため、その後、それぞれ別の日にあわせて2回、追試が行われました。 複数の受験生などによりますと、このうち最初の追試では