“頭脳スポーツ”としての麻雀の新たなファン層を開拓し、年々その勢いを増しているMリーグ。2021-22シーズン、KADOKAWAサクラナイツのMリーグ優勝に貢献した岡田紗佳プロは、ファッション雑誌『non-no』(集英社)の専属モデルを経て、タレントやグラビアアイドルとしても活躍する麻雀界きっての人気選手だ。 中国・上海で小学生時代を過ごした28歳は、いかにして麻雀プロの道を歩むに至ったのか。インタビューでその素顔に迫った。(全2回の1回目/後編へ) 母には反対されていた芸能活動 ――『non-no』モデル時代に本格的に麻雀を覚えたという岡田プロですが、まず芸能関係の仕事を始めた経緯を教えていただけますか。 岡田 中学生くらいのころから芸能活動をしたいと思っていたんですけど、母には反対されていたので、それなら水面下で動いていこうと。渋谷の高校に通い、放課後に毎日そのあたりを歩いて、スカウト