外資系IT企業のマーケティング部で働いていた金田博之氏は、29歳のときに副社長補佐、30歳のときに部長に就任し35歳で本部長に。それまでの状況とは一変し、経営レベルの話に触れる機会が増えた。そのすべてを自分の糧にすべく、ノートに書き留めることにした。日々の気づきをいかにして次の行動に着実につなげていくか。この蓄積がビジネスパーソンを大きく飛躍させる。 金田博之 氏 1998年外資系大手IT企業入社。同社最年少で部長に着任以降、35歳で本部長に就任し、事業戦略や各種プロジェクトを推進する立場に。2014年より国内大手製造業へ転身。著書に『29歳からの人生戦略ノート』(日本実業出版社)、新刊「仕事に才能はいらない」(かんき出版)、ほか ビジネスパーソンとして“おいしい話”を2つのノートに記入 ────金田さんが手書きのノートをつけ始めたきっかけは何ですか。 金田 外資系大手IT企業のマーケティ