米オープンAIは21日、テスト中の人工知能(AI)が隔離された環境を抜け出して、米AI新興企業ハギングフェイスをサイバー攻撃する事故が起きたと発表した。「最先端のサイバー技術が関わった前例のないサイバー攻撃事例だと認識している」として、調査を始めた。 オープンAIのブログによると、社内でサイバー攻撃能力をテストしていたところ、AIが隔離環境を出てインターネットに侵入した。ハギングフェイスのサーバーの未知の脆弱性を発見し、テスト目標を達成するために侵入したとみられるとしている。 ハギングフェイスのクレメント・デラング最高経営責任者(CEO)はX(旧ツイッター)で「サイバー攻撃が最先端のラボから来たのではないかと疑っていたが、その通りだった。オープンAIに悪意はなかったと信じている。これが全て自律的に起こったなんて、実に驚くべきことだ」と述べた。

