都のモニタリング会議は同日、先月30日時点の入院患者数が3000人を上回ったと報告。専門家は「外来を含めた医療提供体制をさらに強化する必要がある」として、4段階ある医療提供体制の警戒レベルを、上から2番目に1段階引き上げた。 政府は第8波に備え、レベル1(感染小康期)からレベル4(医療機能不全期)まで4段階の感染レベルとそれぞれの拡大防止措置を決定。これを受け、都は各レベルの医療提供体制の強化策や都民・事業者への呼びかけ内容をまとめた。 現在の感染状況は、レベル2(感染拡大初期)。今後、発熱外来などに患者が殺到して重症化リスクが高い人の即時受診が困難になったりするレベル3(医療負荷増大期)が視野に入った場合、都民や事業者に、慎重な行動やテレワーク活用を呼びかける。それでも感染拡大が続く場合は、「医療ひっ迫防止対策強化宣言」や「医療非常事態宣言」の発令を検討したり、必要最低限の外出に抑えるよ