「我々運営が積極的に取り組まなければいけない基本的な部分がおざなりになっていた事、ユーザーの皆さんの不便や不満点に十分目を向けてられていなかった事について改めて深くお詫びさせて下さい」―― 11月30日。カドカワ傘下、ドワンゴの開発者ブログ「ニコニコインフォ」に、川上量生・ドワンゴ会長がそんな”謝罪文”を投稿した。同社が11月28日に開いた新サービス「ニコニコ(く)(読み方:クレッシェンド)」の発表会の内容を受け、ユーザーから批判が殺到したためだ。 満を持しての新機能を投入したが… ニコニコ(く)は、いわばドワンゴが展開する新たな動画サービスの総称。この中に「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」という個別のサービスがあり、今回は3つ目として、動画・生放送・双方向コミュニケーション・映像合成などを一体化させた「ニコキャス」の提供を始める。 ニコキャスには配信者と視聴者の双方向性を追求するための、