先週、Twitter上の問題提起が発端となり、三ツ矢サイダーのテレビCMが取り止めになりました。念のため申し上げると、消費者からの指摘でテレビCMの放映が中止になるというケースは数年前から散見されるようになり、もはや珍しい話ではありませんから、大騒ぎする話ではありません。 私自身も雑誌「宣伝会議」への2017年の予測記事で「消費者の広告への逆襲」を「キーワードに、消費者が気に入らない広告に逆襲できる時代になってしまったので、今年はより広告の消費者への姿勢が重要な年になるということを書かせてもらいました。 参考:広告界予測2017:AMN 徳力氏「消費者の広告への逆襲」 ただ、今回の三ツ矢サイダーCMの放映停止については、個人的にあまりの展開の早さにちょっと驚いたのが正直なところです。そこで自分の整理も兼ねて、今回の騒動を「顧客視点」から振り返ってみたいと思います。 簡単に今回の騒動をまとめ