「どういうわけか惚れたヤツほど、去っていく。こっちがどんなに手を尽くしてもダメ。会社と従業員の関係って、男と女の関係にどこか似てるんですかね~」 こうこぼすのは、従業員300人ほどの中堅企業のトップだ。「中小企業が生き残るには、“人”しかない」というのが、このトップの信条である。 「やっと育ったというところで、大手企業の中途採用に持っていかれるんです。うちは人材育成センターなのかと、情けなくなりますよ」 “人”が命の中小企業にとって、手塩にかけてやっと「一人前」に成長した従業員に辞められるのは大打撃。しかも、その行く先が「我が社よりも安定している大きなところ」とあっては、釈然としない気持ちにもなる。「どこまで世の中、理不尽なのか」と。 いわば、企業間の機会格差。 新卒採用から中途採用に至るまで、“いい人材”を得るチャンスだけでなく、“いい人材”を定着させるチャンスまでも奪われる。強者がすべ
去る10月4日、国民の祝日である「国慶節」の連休中、温家宝総理が浙江省の温州市を訪れた。公式発表をみる限り、これは今年に入ってから2度目の訪問となるはずだ。しかし、土日や休日もないくらい、地方視察を精力的に行っている温総理にとって、この2回の温州訪問はいずれも不本意なものであったと言わざるをえない。 前回の訪問は7月28日だった。7月23日、温州で高速鉄道の衝突事故が起きたのを受け、しばらく入院していた温総理は、医者の反対を押し切って駆けつけ、40人が亡くなった事故現場で記者会見を敢行。原因究明について国民に責任のある回答をするよう、関係者に厳命したのだった。 温家宝総理自らが火消しに躍起 その記憶も新しいうちに、今度は温州の金融危機を沈静化させるための訪問である。 中国の中小民営企業のメッカとして知られる温州では、今年4月あたりから、海外に脱出するなどで行方が分からなくなった経営者が増え
みなさまごきげんよう。 フェルディナント・ヤマグチでございます。 飲んだ勢いで昨年末に申し込んだアイアンマンの大会。「あと1年もあるから……」とノンビリ構えていたのがいけませんでした。ハッと気付けば大会は僅か2カ月後に迫っています。 これはヤバいと先週の土日は霞ヶ浦までバイク&ランの付け焼刃合宿に出かけてきました。 一緒に行ったのは日頃から厳しいトレーニングを積んでいるトライアスロン仲間。意識も違うしレベルも違う。浦沿いの道路をハイペースで飛ばす彼らを追走するのがやっとで、先頭を切ることなど到底できません(バイクは風切り役である先頭ライダーの負荷が非常に大きいため、通常は順繰りに先頭を交代してトレーニングします)。 これはマズい。大いにマズい。他人と走ると自分の弱さを思い知ります。残された日にちは少ないですが、本番までにできる限りのことをしておきましょう。 霞ヶ浦の湖畔(と言うのでしょうか
1週間のテレビ視聴率のランキングで、ワースト記録が生まれた。1位がたったの18.1%しかなかったのだ。テレビ離れは、どこまで深刻化しているのだろうか。 産経新聞は、ビデオリサーチの数字(関東地区)をもとに「週間視聴率トップ30」を毎週まとめている。2011年10月3~9日の1位の視聴率は、「史上最低」の18.1%(笑点、日本テレビ)だった。 「12%台でトップ30入り」という悲惨状態 産経記事(10月12日付)によると、「18.1%」は、2009年4月末から5月頭の週の18.9%を下回るワースト記録だ。「週間1位が17%台」が目の前に迫っている形だ。 また今回は、ほかにも「前代未聞」の低い数字が相次いだ。2位(連続テレビ小説カーネーション、NHK)が17%台で、4位が16%台という低さだった。 今の時期は、多くの新番組のスタートを控えた「特番週」ではあるが、それは例年のことだ。 前週(9月
ジョブス、ジョブズと両方でてますが、関係者情報によると正しくはジョブズらしいのでこちらで統一します。AOLのニュースもジョブスだったんだけどなぁ〜 自分自身も顧客の商品開発に少しは携わる人間で、自分の立案でヒットした商品はジョブズと比較すると市場で数億単位のマーケットのものが何個かくらいなのでカスみたいなものだが、ジョブズ語録から非常に響くものがあるので本日はそれを紹介してみたい。 トヨタ、ホンダなどの自動車メーカー以外の日本のメーカー、特に黒モノメーカーが海外メーカーに全く太刀打ちできなくなったと言われて5年くらいもたつが、ウォークマンで世界を凌駕したソニーをはじめ、IT関係、家電系は特にその兆候が痛々しい。ネット上でいろんな討論があるが、要は現在の日本の家電(特に黒モノ)メーカーはマーケティング力がめちゃくちゃ弱い、ということは間違いないように感じる。シャープのガラパゴスの惨敗なんてそ
4/24の選挙で現職を破り、新小金井市長に就任した佐藤氏。 しかし就任早々、難しい局面に立たされているようです。 それは、ゴミ処理問題。 小金井市の可燃ごみ処理は、市内の焼却場が老朽化により廃止されたため、自前のごみ焼却場を持たず、2007年4月以降は周辺自治体と1年ごとに契約を結び、焼却してもらう綱渡り状態が続いています。 ちなみに、昨年度は多摩川衛生組合(稲城、狛江、府中、国立市)、昭島市、八王子市、日野市に処理をお願いしています。 ところが、この新市長は、選挙時に、この周辺自治体への委託費を、「ムダ使い」「ごみ処理4年間で20億円」などと選挙戦で主張し、2007年度以降の可燃ごみ処理費増を批判したとして、周辺自治体(昭島市も含む)は態度を硬化。 小金井市が排出する今年度分のごみ処理の委託先が、いまだに決まらない状況に陥っています。 しかし、この「無駄使い」発言、「真意は違う」という意
今年1〜9月に発生した牛丼チェーン店への強盗事件(未遂含む)は71件で、うち9割に当たる63件は「すき家」に集中していたことが13日、警察庁のまとめで分かった。同庁は「治安悪化の要因になり得る」と指摘。すき家を運営する外食大手「ゼンショー」に防犯体制の強化を要請した。 警察庁によると、すき家を狙った強盗事件は2009年ごろから増加。同庁は、被害が集中する要因として▽深夜にアルバイト店員が1人で勤務▽レジが出入り口付近に1台しかなく、現金が集約される▽人通りの少ない郊外に店舗が多い―といった点を挙げている。 被害は19都道府県に広がり、同一店舗が2回被害を受けたケースも、埼玉や愛知、京都で計4店に上った。 警察庁は昨年11月、ゼンショーに夜間の勤務体制強化などを要請。しかし、今年6月に調査したところ、被害店舗を含め、ほとんど改善が見られなかったという。 すき家をめぐっては、インターネ
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