大宮アルディージャは11日、ズデンコ・ベルデニック監督の解任を発表した。17日のJ1第21節のサガン鳥栖戦から後任が決まるまで当面は、岡本武行GM(ゼネラル・マネージャー)が代行監督を務める。今季J1で、監督が交代するのはジュビロ磐田に続き2チーム目となった。関係者によると、後任には小倉勉TD(テクニカルディレクター)の就任が見込まれている。 ただ今回の解任劇、決して世間で言われているような 「突然」や「電撃」ではなかった。 7月の4連戦、過去に例を見ない猛暑に日々、ハードワークを要求される大宮のプレースタイルで、選手たちは疲労を極めていた。そんな中、「こんなに盛り沢山の練習メニューをやる必要があるのか」「さすがに2部練習はキツイ」という言葉が練習場で聞かれるようになった。戦術や練習方法において、監督と選手・コーチとの間に少しずつ溝が生まれていた。 そして7月17日のJ1第17節、ホームに