「桜を見る会」前夜祭を巡る新疑惑を「しんぶん赤旗日曜版」(29日付)がスッパ抜いた。記事によると、安倍元首相の秘書たちは会費(1人5000円)を上回る費用を補填すれば公選法が禁じる有権者への寄付行為にあたると認識し、補填額を抑えるため、大量の酒を会場に持ち込んでいた。しかも、補填…
疑問や不安を感じている国民は少なくないのではないか。1日当たりの回数が9日と15~17日に目標の100万回を超えた――と政府が発表した新型コロナワクチン接種のことだ。 これから、いよいよ接種が本格化していくのかと思っていたら、政府は25日午後5時で、ワクチン接種の申請受…
やはり「上限1万人」では済まなかった。あと32日後に迫った東京五輪の開会式に限り、大会組織委員会などが観客上限「2万人」への引き上げを検討中だ。一気に上限倍増の横紙破りが許されれば「安心安全」もクソもありゃしない。 菅政権や組織委がとことん「有観客」にこだわるのは「客がいないとコロナに負けた気がする」(首相側近)との子供じみた理由だけではない。IOCのバッハ会長ら五輪貴族やスポンサー対策というオトナの事情もありそうだ。 20日の日本テレビの報道によると、開会式の観客数は従来▼一般チケット販売分9300人▼スポンサーなど大会関係者への販売分1万500人▼IOCや国会議員など貴賓客7300人――計2万7100人と計画。スポンサー枠がやたらと多い。 感染対策のため、一般販売以外を縮小しても2万4000人に抑えるのが、やっと。最終的にはスポンサー枠のうちパッケージツアーの客など5000人を「一般に
再び、天下の愚策を繰り返すのか――。全国で停止中のGoToトラベルに替わる国の支援事業が、4月1日からスタートする。新型コロナウイルスの感染再拡大が勢いを増す中、人の移動を促すアクセルを踏んだら何が起きるのか――。正気の沙汰とは思えない。 ◇ ◇ ◇ 国の支…
国内全68社が降りなかった。 東京五輪スポンサー企業のことだ。昨年12月末、大会組織委員会の森喜朗会長(83)は「ただただ感謝に堪えない」と会見で語った。1年延期に伴う追加の協賛金は、現金支払いや物品提供などを合わせて約220億円に上る。 協賛企業にはコロナ禍により致命的なダメージを受けているANAやJAL、JTBなども含まれている。自社の経営が苦しい中でも、東京五輪のために「協力」を続けている。 大会組織委は昨年12月22日に予算バージョン5を発表。ホームページには「今後とも一層の経費削減と増収に努めてまいります」と記されている。 そこで、大会組織委に「役員報酬を受け取っている者の氏名と金額」「延期に伴い、役員報酬に変化はあったか」とメールで問い合わせたところ、次のような「回答」があった。 「延期に伴う報酬の規定の変更はございません。役員報酬の詳細については、こちら(資料添付)をご覧くだ
17日行われる中曽根康弘元首相の内閣・自民党の合同葬儀。 菅政権が、国立大学や自治体に対して「弔旗の掲揚」と「黙祷」を求めたために「思想統制だ」と批判が噴出しているが、神社関係者や右翼関係者からも「なぜ、この日にやるのか」と不満の声があがっているという。10月17日は、…
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