発売から30年 睡眠導入剤「デパス」に深刻な副作用が次々と依存症も認められ、コカインやヘロインと同じカテゴリーに 厚労省が精神障害を認めた 「地下鉄で現場に向かっていたんだけど、服が汚れたのでキャンセルします」 都内の芸能事務所に所属する癒やし系タレント(21)がここ最近、耳を疑うような理由で仕事をドタキャンするようになった。それだけではない。 ヘアメイクをしてもらっている間にヨダレを垂らして寝てしまったり、突然、「こんな仕事やってられねえよ!」と怒鳴り声をあげたり、明らかに自分をコントロールできなくなっているのだ。 これでは仕事にならない。担当マネージャーが問い詰めると、豹変の裏にクスリの存在があることがわかった。 「睡眠導入剤の『デパス』です。もう数年にわたって服用していたらしいのですが、効きが悪くなったとかで、ここ最近は飲む量を増やしていたそうです……」 デパスに代表されるベンゾジア