中国で治安や司法部門を管轄する共産党の組織が、大手ゲームメーカー「任天堂」の人気キャラクターの「マリオ」にそっくりなキャラクターを使用した宣伝動画を掲載し、インターネット上で「著作権を侵害しているのではないか」といった批判的なコメントが寄せられ波紋を呼んでいます。 動画では、大手ゲームメーカー「任天堂」の「マリオシリーズ」の「マリオ」にそっくりなキャラクターを登場させて、法執行の取り組みなどについて表現していて、ゲームと似た音楽も使われています。 この中では、汚職撲滅で末端の役人から大物幹部まで摘発するとした習近平指導部の「虎もハエもたたく」というスローガンを踏まえ、マリオにそっくりなキャラクターが虎やハエをたたく様子も写っています。 ただ、この動画をめぐっては、アカウントのコメント欄に「著作権を得たのか」とか、「任天堂の著作権を侵害しているのではないか」といった批判的なコメントが寄せられ