陸上自衛隊で航空事故を調査する「航空事故調査委員会」の幹部たちが今月9日に東京・九段北の靖国神社を集団参拝していたことを巡り、昨年も今年と同様に参拝の流れや注意事項をまとめた実施計画が作成されていたことが、防衛省関係者への取材で判明した。内容は今年と酷似しており、過去のやり方を引き継いで参拝が実施された可能性がある。 同省は今年の参拝の実施計画が作成されていたことを公表している。関係者によると、昨年の計画は今年と同じく、委員会の庶務を担う陸上幕僚監部航空機課が中心となり作成。「年頭航空安全祈願」と称して、「航空事故・不安全事項の絶無に向けた意識を高める」ことを目的に掲げていた。
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