経済産業省は30日、東京電力福島第一原子力発電所事故の発生後、原子力安全・保安院の広報担当を務めた西山英彦氏を同日付で停職1か月の懲戒処分にした。 西山氏は事故発生後の今年3月下旬から6月までの間、勤務時間内に女性職員と複数回、身体的な接触などの不適切な行為をしていたことが確認されたという。 西山氏は大臣官房審議官だった3月に保安院の広報担当となったが、6月に一部週刊誌で女性問題を報じられ、担当を外れた。7月からは、待機ポストである大臣官房付となっている。
九州電力の「やらせメール」問題に関する第三者委員会の調査結果で、またも驚くべき事実が判明した。 2005年のプルサーマル発電を巡る佐賀県主催の公開討論会で、県と九電が事前に進行を打ち合わせ、九電社員が農家になりすまして発言するなど巧妙な世論操作の実態が浮かび上がった。 ◆周到な準備◆ 討論会は05年12月25日、佐賀県唐津市のホテルで開かれた。科学ジャーナリストをコーディネーターに、推進派と慎重派の学者ら6人がパネリストとして参加した。 第三者委の調査結果によると、九電は討論会を成功させるため、県に対する全面的な協力体制を敷いた。事前の県との打ち合わせで質問者の配置を決め、議事録にまとめていたという。 3連休の最終日で、クリスマス当日だったこともあり、来場者が少なくなることを懸念し、社員らを徹底して勧誘。その結果、約700人で埋まった会場の半数を九電関係者が占めた。 6ブロックに分けられた
27日に行われたアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝、セレッソ大阪×全北(韓国)戦で韓国人サポーターが「日本の大地震をお祝い(し)ます」と書かれた横断幕を掲げた問題で、韓国の有力紙「蔘鷄湯日報」は30日、「日本を応援する意図があった可能性がないわけではない」と伝えた。 同紙は掲載された写真から幕を掲げたサポーター4人を特定。いずれも20代の男性だった。横断幕の文面が不適切として、国内外から批判を受けていることについて、4人は「まさかここまで大事に発展するとは思っていなかった」と話し、反省の態度を見せているという。 だが韓国人サポーターの応援マナーの悪さは今回に始まったものではない。2002年の日韓ワールドカップでは、「対戦国ドイツの選手の白黒写真を使った遺影を作って行進する」「『ヒトラーの息子たちは去れ』とナチスのシンボル・ハーケンクロイツ(逆鍵十字)を掲げる」など、対戦国を政治的・歴史的
2011年秋冬モデルに見る、「スマホ時代に最適化」されたauの戦略:神尾寿の時事日想・特別編(1/3 ページ) 2010年秋、KDDIの田中孝司氏が社長就任時に言ったのが「スマートフォンへの対応が遅れた」。あれから1年、スマートフォン重視の姿勢で新しい体制作りを行ってきたKDDIはどこまで成果を出せたのか。先日発表されたauの2011年秋冬モデルを見ながら考えたい。 「スマートフォンへの対応が遅れた」 今から1年前の2010年9月10日、KDDI新社長への昇格が決まった田中孝司氏は、記者会見においてそう語った(参照記事)。その後12月の社長会見においても、「KDDIは変化に気づくのが少し遅れた。(スマートフォンでは)他社に必ず追いつく」と強調。2011年度に入ってからは新時代に即した戦略と体制を構築してきた。 そして9月26日、KDDIが2011年秋冬モデルを発表した(参照記事)。かねてか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く