ソーシャルメディア共有サービス「Buffer」の共同設立者Joel Gascoigneさんは、朝の日課をかなり重要なものとしてとらえています。実際、Joelさんは朝の日課を「もっとも見返りのある習慣」と呼んでいるほどです。今回は、Joelさんが「早起きを習慣付けるためにやった方がいい」という2つの大事なポイントを紹介しましょう。 私は朝の日課を愛していて、常に守るように心がけています。日課の中心は、まず日の出前に早起きすること。大事な仕事を90分間やり、それからジムに行きます。最近、自分のブログにもこの習慣ことを書きました。 今回は、朝の日課を数カ月間にわたって継続させるためのポイントと、朝の日課を習慣化するとどれだけ大きなメリットがあるかという、2つのポイントに絞ってお伝えします。 (関連記事)3時30分も! 成功しているCEOたちは何時起床なのか? そもそも、なぜ早起きをするのか? 朝
終身雇用や年功序列といった日本企業特有のキャリア人生も今は昔。限られたポストを激しく争い、出世競争を生き抜かねばならない時代になっています。では、昇進するためには、日ごろ、どのようなことを心がけるべきなのでしょうか。米サンフランシスコを拠点とする技術系スタートアップ企業PaperGの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のヴィクター・ウォン(Victor Wong)氏は、このテーマについて次のように綴っています。 人生はゲームのようなもの。ゲームには必ずルールがあるように、成功するためにはそのためのルールを理解しなければなりません。学生時代ならばいつ試験を受けるのか、評価基準はどのようなものかなど、成功のためのルールが明確に示されていました。しかし、ひとたび実社会に出ると、そのルールも理解しづらいものになります。若手の頃は、自分がやるべき仕事はすべて割り当てられています。仕事を納期通りにきち
アイデアを瞬時にいくつも出せる人や面白い企画がすぐに出せる人が世の中にはいます。 アイデアマンや企画屋になれるかどうかは先天的なものではなく、発想方や方法論をしっていれば誰でもできる後天的なものです。考えるためのツールさえあれば、誰でも面白いことをポンポン思いつく企画人間になれます。 そこで、今回はアイデアを出したい時、新しいひらめきが欲しい時に使うツールや発想法を10個ほど紹介いたします。 【関連】 企画アイデアがなかなか思い浮かばない人のためのアイデア発想法の基本7つ 面白い企画を考える前に・・・ 面白い企画を考える前に、「設定」をしっかりとしておかないと企画も浮かんできませんし、せっかく浮かんできたアイデアも後で考え方が変わってしまいボツになるなんてことも・・・ アイデアがボツになり、それが嫌になり負の連鎖で、またアイデアが浮かばない。 そんなことにならないようにしましょう。 何をP
ToDoリストは、多くの人にとって有用であろう歴史ある生産性ツールです。ToDoリストは、無秩序な日常生活の中に秩序を作り出す試みであり、人間の自己管理能力の表現でもあります。2012年前半に行われたLinkedInの調査によると、私たちの多くが(ToDoリストが嫌いな人も含めて)何らかのToDoリストを使っているそうです。例えば、専門職に就く人の63%がToDoリストを使っています。 とはいえ、ToDoリストほど使いこなすのが難しいものはありません。今回は、その日に達成したタスクをメールするとカレンダーに記録してくれるタスク管理サービス「iDoneThis」のJanet Choi氏が、ToDoリストが失敗しがちな理由と、ToDoリストの効果的な利用方法を教えてくれます。 iDoneThisにはかつてToDoタスク機能がありました。ここに、人々がToDoリストに悪戦苦闘していることを示す面
5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)という考え方があるトヨタには、片づけの文化が浸透しているそうです。そして、その点に注目した『トヨタの片づけ』(OJTソリューションズ、中経出版)の著者は、「デスクの上が整然と片づけられている人ほど、段取りよく仕事をこなしています」と断言します。 でも、わかってはいてもなかなか片づけられないもの。そこできょうは本書から、「ムダを減らすトヨタの『整理術』」に焦点を当ててみましょう。1.「モノの放置」がすべてを物語る(56ページより) 整理されていないオフィスは成果が上がりにくいため、「モノの放置」を放っておかないのがトヨタマン。ポイントは「いるもの」と「いらないもの」を分け、いらないものは捨てること。この意識が徹底されていないと、モノの放置が生まれるそうです。 2.捨てる「判断基準」を持ちなさい(62ページ) 片づけに「判断基準」を持つことは、整理すること
長い一日が終わって「で、今日は何かやり終えたことがあったっけ?」と思う時ほど、むなしいことはありません。このむなしさは、誰もが一度は味わったことがあるのではないでしょうか。「Treehouse」や「Execute」を手がけるデザイナー兼ライターのJosh Longさんは、日常生活にある制限を設けて、仕事に集中できるようにすれば、一日の終わりにむなしくなるような状況を解消できると言っています。 ■大事な3つの仕事を決める 仕事をきちんと終わらせるために一番いい方法は、誰にも邪魔されずに仕事に集中できる時間をなるべく作ることです。できるだけ多くの人のために、できるだけたくさんのことがしたいと思っていても、一日にひとりの人間にできるのは大体3つです。きちんと仕事のことを考えていると周囲の人にも分かるようにバランスを取りながら、この大事な3つの仕事を何にするか決めることが重要な仕事になってきます。
悪い意味で「まじめ」すぎると、結果的に時間やコストなど多くのものが無駄になる。はきちがえた「まじめ」さは、「みじめ」な結果を招く。つまり、「まじめ」と「みじめ」は紙一重。だからこそ「まじめ」に対する考え方に、少しだけ工夫を加えることが大切だと説くのが、『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』(河野英太郎著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)。 「報連相のコツ」、「会議のコツ」、「メールのコツ」など8項目に分けられたその工夫は、どれもが当たり前で些細なこと。しかし著者は、「意外に実行している人は少ないものです。おそらく99%の人が実行していない、と言っていいかもしれません」と指摘しています(5ページ)。 今回はそのなかから、基本的なことだからこそ大切な「時間のコツ」に焦点を当ててみましょう。1.他人の時間をムダにしない(128ページより) 高い意志を持った人ほど頼まれた仕事を断れず
ブログを書いている人、読んだことがある人ならなんらかの形でアーロン・シュワルツのお世話になったことがあるといっていいでしょう。アーロンはたった14歳のときに RSS の仕様策定にかかわった人物で、Reddit の立ち上げや、SOPA反対運動などでも知られていました。そして Raw Thought という、実に考えさせられる挑発的なブログの著者でもありました。 そのアーロンが、26歳の若さで自殺という形で命を絶ってしまい、アメリカのネット界は騒然となっています。私も長年読んできたブログの著者がこのような形でいなくなってしまったことにやりきれない喪失感を覚えています。この件については、最新のライフハックLiveshowでも時間をかけて扱いましたので、そちらも御覧ください。 そのアーロンが7年も前に、ライフハックという言葉がうまれようとしていた頃に書かれた「生産性について」というブログ記事があり
あらすじ 人の綺麗なコードを読みまくると自分のコードも綺麗になっていくのに、イケメンを見続けても僕の顔が良くならないのは何故なの?? 2012-11-30 19:41:20 via web 今まであまり人のコードを読む習慣というか機会というかがあまりなかったのですが、最近になって、デスクの上がヨドバシのiMac売り場みたいと(僕の中で)話題沸騰中の@mitukiiiさんのコードを読む事があり、この人がまたすごく綺麗でスタイリッシュなコードを書くわけで、その時に、綺麗なコードというのはこういう感じに書くものなのかと結構な衝撃を受けたわけです。 またこれも最近なのですが、別の機会で、なんと言いますか、1つの関数が数千行あったり、しかもその内の大部分が共通処理として括り出せるような恐らくはコピペされたであろう部分が大量に入っていたりまぁ不可解な部分の多い、言うなればイケメンを見続けた僕みたいな、
「熟達」には時間がかかり、急いで何かを学ぼうとしてもうまくいかないもの。しかし、中には例外もあるようです。講義ノート売買サイト「Oxbridge Notes」の創設者のJack Kinsella氏は、プログラミングを短期間で学習できるメソッドを編み出しました。 Kinsella氏はこのアプローチを「Jankiメソッド」と呼んでいます。以前にライフハッカーでも紹介した単語学習アプリ『Anki』を使った、学習をさらに効果的にするために作られたメソッドで、以下の8つのルールで構成されています。 何か新しいことを学んだ時はいつでも、カードに質問と回答を書き入れる。 Ankiを毎日使うこと。週末や休暇中も忘れずに。徹底的にコミットすること。 文脈の中で学習すること。「やりたいこと」を1つ選び、それを成し遂げるために必要な知識だけを集中して学ぶ。 実際に試してうまくいったものだけを単語帳に追加すること
学び続ける力 (講談社現代新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、先の選挙特番ではキレキレだった池上 彰さんの最新刊。 資格試験向けの狭義の勉強本ではありませんが、私たちビジネスパーソンにとって役に立つ「学びのコツ」を伝授してくれています。 アマゾンの内容紹介から。初めて語った、父の背中に学んだこと。記者時代、コツコツ独学したこと。そして、いま大学で一般教養を教える立場になって考えること。いまの時代に自分らしく生きるための「学び」について考えるエッセイ。 帯にある「池上彰ができるまで」というフレーズがしっくりくる1冊です! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.池上流「ノートのとり方」 いま自分がもし、学生の立場で講義のノートをとるなら、どうするか。B5サイズの大学ノートを見開きにして、2ぺージを1面と考えて使います。 左側に授業内容のメモをとっていくでしょう。右側は空けて
1969年、名古屋市生まれ。90年、独立系最大手のITベンダーに入社。97年、日立製作所に転じる。35歳まで営業経験すらない元SEが、5年後、大手メガバンクの支店長クラス100名を研修するまでに。いまや年間100回以上のセミナー、講演は5000名超の経営者/マネジャーを集め、常に満員御礼。企業研修は基本的に価格がつけられず「時価」。それでも研修依頼はあとを絶たず、向こう8カ月先まで予約は埋まっている。 「絶対達成」シリーズ7万部突破記念!今年こそ、目標を「絶対達成」する7つの原則 新年を迎え、去年はダメだったが、今年こそ目標を達成したい! そんなあなたへ年間100回超のセミナーで5000人を変える現場コンサルタントの横山信弘が、今年こそ、目標を「絶対達成」する7つの原則を紹介。ベストセラー『絶対達成する部下の育て方』と『絶対達成マインドのつくり方』の「絶対達成」シリーズが7万部を突破した舞
なんで商品とかサービスを「欲しい」と思うのか?という話です。 商品やサービスが欲しくなった時の心の動き 「買いたい!」のスイッチを押す方法 でモノが欲しくなった時の気持ちが、物凄い分かりやすく表現されている。 あなたには最近、無性に買いたくなった商品がないだろうか。そして無性に買いたくなったあと、あなたはどうしただろうか。冷静に買えるか買えないかを検討したというより、買いたいという情動に必死に抵抗したという感じでは無かっただろうか。その情動を抑えるために、理性があれこれ買ってはいけないもっともな理由を探しだしてこなかっただろうか。 「買いたい!」のスイッチを押す方法 まさにこの通りなわけです。抑えこむのに必死なんです。 僕なんかはニコンの単焦点レンズが猛烈に欲しいわけです。でも残念ながら奥さんからの許可がおりません。 だから買えません。誰か買ってください。 え?それは理性で抑え込んでいる
とくに攻撃的な性格ではないのに、なぜかまわりから反感を買いやすい人がいます。敵をつくりやすい人は、周囲から信頼を得ていないのでしょう。たとえば部下から信頼を得ていれば、きつい言葉で叱っても相手はしっかり受け止めてくれます。しかし、近くを歩いているおじさんにいきなり同じことを指摘されたら、たとえ正論でもカチンときます。発言内容は関係ありません。敵をつくるかどうかは、信頼関係しだいです。 まわりから信頼される条件はいくつかありますが、なかでも大切なのは、相手を褒める気配りでしょう。そういうと、褒め慣れていない人は心理的な負担を感じるようです。しかし、大げさに褒める必要はありません。褒めることの本質は、相手を認めてあげることです。「すごいな」と大きなアクションで驚いたりする必要はなく、相手の肩をポンと叩いて「頑張ってるね」と一言添えるだけで、信頼感が醸成されていきます。 自慢話をする人も要注意。
一流役員が実践している仕事の哲学 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、かなり前に『ロジカル・コミュニケーション』を拝読したことのある、安田 正さんの最新刊。 安田さんは、ビジネススキル系のご本が多いのですが、本書は「やや自己啓発風味の仕事術」といった感じです。 アマゾンの内容紹介から一部引用。今、会社のトップにいるような人たちは、どんな哲学を持ち、どんな仕事をしているのでしょうか? 本書では、大手から中小企業まで一般社員5万人(会社全体では55 万人)、1000 人の部長以上の役職者(専務、常務、社長など)を相手にビジネスを行ってきたコンサルタントが、実際の研修やアンケートを通して発見した「平社員で終わってしまう人」「部長止まりの人」「役員まで行ける人」の習慣、そして彼らの持っている哲学について述べていきます。 本書を読めば、役員への道が開けるかも!? なお、記事タイトルは、「ホッテントリメ
「予定を簡単に動かさない」「100点は最初から目指さない」「安請け合いを絶対にしない」「人の不平不満に付き合わない」「便利屋には絶対にならない」など、結果を出す人には絶対的なルールがあるのだと主張するのが、『仕事ができる人の「しないこと」リスト:「見切る」「捨てる」「断る」......結果を出す人の絶対ルール』(中島孝志著、知的生きかた文庫)。 その仕事が「割に合うか、合わないか」という視点を持ち、「しないことリスト」を使いこなすことが仕事を活性化させるというのですが、では、「できる人」になるためにはどうしたらいいのでしょうか? 「<考え方>編『見切る』『捨てる』『断る』力をつけるーー23の『しないことリスト』」から、いくつかをピックアップしてみましょう。 できる人は「100点」を目指さない(14ページより) 「やらなくていい仕事をやっている」 「ここまでやらないでいいというほどバカ丁寧」
『たくらむ技術』(加地倫三著、新潮新書)は、『ロンドンハーツ』『アメトーーク!』など人気番組を次々と生み出してきたプロデューサーが、自身の「脳内ノート」を公開した書籍。入社試験を受けたときから現在に至るまで、ずっと企んできたというだけあり、新鮮で興味深い考え方を確認することができます。 今回はそのなかから、あらゆるビジネスパーソンがすぐに応用できそうな「企画書を通すにはコツがある」に焦点を当ててみましょう。1. 短く書いて「減点」を減らす(114ページより) 企画書の枚数は多くなってしまいがちですが、著者はA4用紙2枚以内に収めることを心がけているそうです。理由は、「その方が通る可能性が高い」から。他の多くの企画書と競合する場合が多い以上は、要点が短くはっきりと書かれていた方が有利だという発想です。 また、できること、やりたいことをたくさん羅列するのもまずいとか。見る側は書いてあることを減
就職の面接を受けることになったら、その会社について勉強したり、面接で聞かれそうな質問の答えを準備したりすると思います。では、他の面接者と差別化するにはどうすればいいでしょうか? 面接というのは、単に質問に答えればいいというものではありません。面接のスキルは体系的に伸ばすことができるものです。 今回は、面接でもっとも答えにくい3つの質問を例にあげ、一般的に多くの人がどう答えるか、他の人と差をつけるにはどう答えればいいかを見ていきましょう。■あなたの職歴についてお聞かせください 【一般的な答え】 えー...まずAcme Corp社でマーケティングの仕事をしました。それから、A&B社でマーケティングの管理職に就き、日々、メールの管理をしていました。その後、現在のC&D社に勤め、PRとマーケティングコミュニケーションの担当をしています。 【差をつける答え】 これまでの職務経験の中で、特にお伝えした
『レトリック感覚』という、修辞技法について書かれた本が面白かった。著者の佐藤信夫さんは、東京大学哲学科卒・元国学院大学教授の言語哲学者で、1993年に亡くなっている。『レトリック感覚』が出版されたのは1978年だが、普遍的な文章技法が分かりやすく解説されており、35年経った今でも全く色あせていない。 レトリックは文芸作品だけに必要な技術ではない。例えば、第2章に登場する毎日新聞のタイトル「ふくらむ "広告塔" 世界スキー・公然の秘密」。これはアマチュアレーサーが荒稼ぎをして、財布がふくらむ事を表現した隠喩であり、新聞には商標マークつきのスキー板を見せながら、笑顔でポーズをとる選手の写真が掲載されていたそうだ。 小説、論文、ビジネス文書、ブログ記事。見出し、小見出し、本文、あとがき。レトリックはあらゆる場面で有効な技法だ。文章を書くという事は相手を説得する事と同じで、レトリックを適切に利用す
敏腕クリエイターやビジネスマンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ第23回です。ラップ音楽の歌詞解説ウェブサービス「Rap Genius」の創業者トリオに続く今回は、「伝説のエバンジェリスト」ことガイ・カワサキ(Guy Kawasaki)氏にインタビュー。 ガイ・カワサキ氏が当時まだ無名だったApple社のチーフ・エバンジェリストを務めていたのは、かれこれ30年前。「マッキントッシュが何をなしえるかがわかったとき、雲が晴れ、天使が歌いだしたようだった」そうです。また、カワサキ氏はAppleを退職後、ソフトウエア開発会社のACIUSやFog City Software、ベンチャーキャピタルGarage Technology Ventures、オンラインマガジンラックAlltopをはじめ数社を創設し、コンサルティングやパブリック・スピーキングのキャリアを積み、10冊の書籍を執筆。最新刊
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