「群衆の叡智サミット2008」で沢山の刺激をもらった。まとめはKishiさんの「群衆の叡智サミット2008Spring行って来た」が秀逸。ここでは、わたしの関心「群集の叡智でスゴ本を探せるか?」について書いてみる。 まず、「群衆の叡智」で目指している方向が、わたしが期待しているものと違うことが分かった。グンシューノエイチを分かりやすく言うと、「みんなの意見は、案外正しい」になるという。ずーっと、この「正しい」に引っかかっていて、今でも解けない。 例えば、あの番組の最終回の視聴率は何パーセントかとか、このケースに入っているジェリービーンズは何個? といった、「正解」を求めるものが「群衆の叡智」なのだろうか? もしそうなら、「スゴ本」を探す作業はカンタンになる。みんなのオススメの最大公約数を拾っていけばいい(それは一般に「ベストセラー」と呼ばれるがね)。あるいは、Great Books のリン
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