SNSで「にじいろ」のハンドルネームで情報配信しているにじいろさんは、元養護教諭で、現在フリーランスの性教育講師、思春期保健相談士として性教育の現場にいる。 文科省が新しく出した『生命の安全教育』という性暴力や性被害を予防するための教材について、専門家の視点で前回寄稿してもらった。記事は反響が大きく、コメントも数多くいただいた。その中で目立ったのは、子どもを性暴力、性被害の危険から守るためには、「SNSをやらせない」「危ないことをしない」といった規制を強めるべき、親や学校がもっと厳しく管理すべき、という意見だった。