立憲民主党代表選挙の告示が3日後に迫った11月16日、小川淳也議員は国会内を悲壮な面持ちで歩いていました。眉間に皺を寄せ、目の下にはクマ。映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」や香川1区で平井前デジタル担当相を破った時に見られた、溌溂とした明るさは見る影もありません。 “雲隠れ”木下富美子都議、自宅周辺でもトラブル 向かった先は当選5回・手塚仁雄議員の事務所。野田佳彦元首相の側近議員として知られ、今回は大串博志議員の推薦人集めに奔走していました。小川氏は会うなり思いつめた表情で語り始めました。 「サンクチュアリ(小川氏が所属している党内最大グループ)には梯子を外されました。このままでは代表選に出られそうもありません」 【青山和弘/政治ジャーナリスト】 蓮舫代表代行からの電話 実はこの日の早朝、手塚議員の元に蓮舫代表代行から電話が入っていました。 「小川さんが代表選に出られないのは立憲民主党
「2030年までに、風力発電と太陽光発電の総設備容量を12億kW以上とする」 ゼロカーボンを宣言して間もない2020年12月。主催した「気候野心サミット」で、 習近平・中国国家主席はとてつもなく大きな目標を口にした。 「12億kW」と言われてもピンとこないかもれないが、一般的な大型原子力発電所の出力が100万kWだから、その量は大型原発1200基分に相当する。この量は、日本全体のすべての発電所の能力の4倍以上にもなる膨大な量だ。それをたった10年で達成すると言うのである。 独裁国家・中国のリーダーの「約束」はその重みが違う。実現できるという確信があるからこその宣言なのだ。 年間導入量トップを独走 中国の強気の背景には世界最高レベルの再エネの導入実績がある。中国の累積導入量は2020年9月末時点で合計7.9億kWと世界全体の30%を占める。 その過半が、太陽光発電(2.2億kW)と風力発電(
さて、今回これを書いているのは、それだけ気分良く、アゲた感じで展示を見ていたところ、最後の最後で非常に残念な思いをしたから。 先にも少し書いたように、今回は同じ展覧会に二度目の来訪、なのに。 最近、うちでは息子に「博物館ノート」というものを作らせ、博物館や美術館に行く際にはそのノートと”鉛筆”を持っていかせるようにしている。ただ展示されているものを見て回るだけでなく、気になったものをメモしたりスケッチしたりさせることでより好奇心が深まり、調べるという態度を培うことで始めさせてみた。また、息子の通う学校では自主学習や探求教育を推進していることもあり、いろいろな機会で自分が調べたこと・学んだことを発表する機会があるため、その準備にもちょうど良いので続けさせている。 加えて、インクを使うペンはなぜNGなのか、なぜ”鉛筆”しか持たせないのか、混雑したときはどうすべきかなど、博物館・美術館におけるマ
専門家からは「女性たちの安全を守る」ことを“名目”にしてトランスジェンダー女性を排除することはやめてほしい、という声が上がっています。
大泉共生さんの妻は、夫の愛車の鍵などをお守り代わりに持ち歩いている=2021年11月4日午後4時7分、戸上文恵撮影 東証1部上場の工作機械メーカー「ソディック」(本社・横浜市)の社員、大泉共生(ともお)さん(当時43歳)が2017年に自殺したのは、長時間労働でうつ病を発症したためだとして、松本労働基準監督署(長野県松本市)が労災認定していたことが、関係者への取材で判明した。直前の時間外労働は月123時間。5日前には、実際にはやっていない不正を上司に詰問されており、自殺の引き金になった可能性を指摘する意見が添えられた。 認定は20年1月31日付。遺族側代理人の岩城穣弁護士らによると、大泉さんは松本営業所(同)で機械修理やメンテナンスを担当。16年5月、同僚の異動で通常2人で担当する業務を1人でやるようになり、長時間の残業が常態化した。
中国の前の副首相との関係を告白したのち、行方が分からなくなっていると伝えられている女子テニス選手について、IOC=国際オリンピック委員会は21日、バッハ会長がこの選手とテレビ電話で対話をしたと発表しました。 IOCによりますと、この選手は北京市内の自宅で暮らし、無事でいることを説明したということです。 中国の女子プロテニスの彭帥選手をめぐっては、共産党最高指導部のメンバーだった張高麗前副首相から性的関係を迫られたことなどを告白したとされる文書がSNS上に投稿され、その後、行方が分からなくなったと伝えられています。 IOCは21日、ホームページでバッハ会長が彭帥選手とテレビ電話で30分間にわたって対話したと発表しました。 それによりますと、いずれもIOCのアスリート委員で、彭帥選手の知人の李玲蔚氏と、エンマ・テルホ氏が同席し、冒頭で彭帥選手がIOCに対して感謝の気持ちを示したうえで、北京市内
男子テニスのノバク・ジョコビッチ(2021年11月19日撮影)。(c)Marco Bertorello / AFP 【11月20日 AFP】男子テニス、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は19日、中国のスター選手である彭帥(Peng Shuai、35)の安否が不明のままで、同国の前副首相による性的暴行疑惑が調査されないのであれば、同国とのビジネス関係を解消する用意があると警告した女子テニス協会(WTA)への支持を表明した。 WTAのスティーブ・サイモン(Steve Simon)最高経営責任者(CEO)は18日、彭の無事を確認するためには、数億ドルの価値がある巨大マーケットの一つである中国とのビジネスを失うこともいとわない姿勢を示した。 イタリア・トリノ(Turin)で開催されているATPファイナルズ(ATP Finals 2021)に出場している
立憲民主党は、衆院選の敗北で引責辞任した枝野幸男氏の後任を選ぶ代表選挙を、11月30日に行う。政治学者の菅原琢さんは「代表選では野党共闘の是非が争点になりつつある。野党共闘の効果はあったが、それだけで政権交代の実現は不可能だ。立憲民主党は他党に頼らなくても勝てるだけの力をつける必要がある」という――。 政局で増やした議席数以上に、支持者を増やせなかった 2021年衆院選は、日本維新の会が議席を大幅に伸ばし、自由民主党、立憲民主党の与野党第1党がともに「改選前議席」よりも議席を減らす結果となりました。これにより枝野幸男立憲民主党前代表が辞任し、代表選が行われることになったのはご存じの通りだと思います。ただ、この選挙結果の評価はなかなか難しいところがあります。 実は、選挙を分析する観点から見ると、多くのメディアが行っている「改選前議席」との比較は有益ではありません。立憲民主党に関して言えば、前
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く