中絶の権利のために声をあげている女性のなかには、実際に中絶を経験した女性も多い。しかし、そんな彼女たちを「中絶させた男性」が声をあげないのは何故なのか。デヴィッド・クラムホルツが怒りの言葉。(フロントロウ編集部) 中絶を経験した女性の数だけ、相手の男性がいる 女性の中絶の権利は、各国で長年阻まれてきた。アメリカではここ数年で、いくつかの州が女性の中絶の権利を認めない法案を可決し、1973年に女性の中絶の権利を認めたロー対ウェイド裁判の判決が覆されそうになっている。 日本では、人工妊娠中絶を受けるには非常に高額な費用がかかることに加え、配偶者やパートナーの同意が必要であることが長年問題となっており、女性が女性の身体について自分で決めることが難しい状況が続いている。 そんななか、ドラマ『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』で知られるアメリカ人俳優のデヴィッド・クラムホルツがインスタグラム