若者人口(15歳~39歳)が約3,600万人に対して、無業の若者は約250万人と16人にひとり、若年無業者のうち求職中である失業者(若年無業者求職型)は144万人と若者の25人にひとりが仕事を探していることになる。最初に入った企業に晩年までずっと勤めたいという希望はあっても、それが実現する心から確信できる若者は少ないだろう。 転職や起業、離職にしても、「仕事から離れる」時期がどこかである可能性は非常に高いのではないだろうか。そのなかで、現在、無業状態である若者651人に対して、「学校・仕事から離れている間どんなことを考えていたか」を複数回答で聞いた結果が以下の図だ。 ※学校が入っているのは、学校中退後に仕事に就くことがなかった若者を含んでいるため。 学校・仕事から離れている間どんなことを考えていたか出典:ひきこもり、矯正施設退所者等みずから支援に繋がりにくい当事者の効果的な発見・誘導に関す