ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (85)

  • 「話し合って決める」という幻想 - Chikirinの日記

    お気づきの方も多いと思いますが、ちきりんはネット上で議論をしません。 ブログで、トラックバックを使って他の方の主張に議論をふっかけることもないし、ふっかけられた議論を受けることもほとんどないです。 私のブログは、私の考えたこと(思考、主張)を広く開示しているだけのものです。 ツイッター上でも「会話」をすることはあるけど、「議論」はしないです。 ネット上で議論をしない最大の理由は非効率だから。別の言い方では「時間の無駄だから」 140字という制限があるツールは議論をするのに向いてないし、議論の重要な前提となるべき過去の発言もどんどん流れていってしまいます。 そしてなにより、議論の相手のことが全くわかりません。もしかすると相手は小学生かもしれないのです(いろんな意味で)。 文字制限のないブログでさえ真意が理解できる文章を書くのは難しいし、議論というのは「しきり役」がいないとどんどんズレてしまう

    「話し合って決める」という幻想 - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/08/13
    たしかに違う人の意見と議論しあってもムダだと思う。議論の証明のためのテーマもつまらないし。割り切れたらいいね。
  • 学内の問題解決は京大方式で - Chikirinの日記

    先日、大津市の中学校における「いじめ自殺事件」について、問題整理のエントリを書きましたが、もうひとつ重要な論点を追加しておきます。 それは、「学校内の問題解決は誰が担当するべきか」という問題です。 一般的には、「学校内の問題を解決するのは校長をはじめとする教師の責務」と思われるかもしれません。 しかしよく考えれば、暴行、傷害、恐喝、窃盗など深刻な刑法犯罪が繰り返され、人が死亡するに至るような大事件において、警察でも検察でもない学校の先生が問題を解決できる、という前提を置く方が不自然です。 しかも、事件の捜査を学校側が行うことには、明かな利害対立が存在しています。 学校の先生には「いじめを防止する」、「いじめている学生を適切に指導する」義務があると考えられています。それなのに事件の捜査を行えば、「教師が適切な対応をしなかったことが、問題を深刻化させた」という結論がでてしまうかもしれません。

    学内の問題解決は京大方式で - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/07/25
    暴力や恐喝は警察に直談判するべき。学校、教員は暴力対応の専門家ではない。
  • 「ちょこっと稼ぐ」の復活 - Chikirinの日記

    就職できないで自殺する人までいるらしいけど、そこまでいかなくても就職できるかどうかが大きなストレスになっている大学生はたくさんいるでしょう。 そもそも「雇ってもらえなければ、人生終わり」みたいなコンセプトはおかしいとは思うけど、そうなってきたのは、「何やってもべていける」という感じがなくなってきたからかも。 昔は自分で何かやって「ちょこっと稼ぐ」というのが、もっと身近だったんじゃないかと思う。 たとえば弁当を作ってランチタイムのオフィス街で売るとか、手作りアクセサリーや、自分で書いたイラスト、写真なんかを観光客の多い街で道に拡げて売るとかね。 発展途上国にいけば、そういうのいろいろあるよね。 磨きの少年とか、交差点で止まった車に新聞やペットボトルを売る子供達。観光客の多い広場でパントマイムや蛇使いのショーを見せたり。 路地裏には屋台のうどん屋や丼屋がひしめき、寺院の周りには花や線香、お

    「ちょこっと稼ぐ」の復活 - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/07/22
    屋台とか店の出店の規制をもっとゆるめてほしいな。建物や店舗にしか商売がないのはつまらないし、元手のかからない商売はできたほうがいい。
  • 武士、軍人、官僚 - Chikirinの日記

    江戸時代の人に、「明治時代から後の時代、日には武士がいないんですよ」って教えてあげても、誰も信じないと思う。 何百年もの間、武士は日の支配階級だった。江戸末期にもなれば、経済的には恵まれてないけれど、それでも世の中を動かしているのは武士だった。 幕府にしても藩にしても、出世して政治を動かすのは武士であり、いくらお金があっても商人なんてたかだか一般人。間接的に武士に影響を与えるべく、せっせと袖の下を渡すくらいのことしかできなった。社会を動かしていたのは武士なんだよね。 その「武士」という職業というか階級が丸ごと無くなってしまうなんて、当時の人には考えられないことだったと思う。まさかそんなことが起こるとは夢にも思わなかったでしょう。 でもそれは当に起こった。武士はいなくなった。 明治以来に生まれて1945年までに亡くなった、明治や大正時代の日人に、「今の日には軍人さんはいないんですよ

    武士、軍人、官僚 - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/07/01
    支配階級に属する階層は新しい体制では消滅していることが考えられるということ? ラビ・バトラ的な展開を期待できるのか。
  • 生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどう? - Chikirinの日記

    人気芸人さんの母親が生活保護を受給していたことが問題視されて以来、生活保護に関するメディアの報道が目立ちます。 生活保護は受給人数や支給総額も増える一方で、制度的に“もうモタない感”もあり、 様々な人が現行制度の問題を指摘、様々な制度改革案も噴出し、まさに国民的議論の様相を呈しています。 直近の発表では、受給人数は 210万人らしいので、人口の 1.65%、だいたい国民の 60人に一人が生活保護を受けている計算です。 総額は 2012年の支給総額予想が約 3兆 7千億円。現在の消費税収入が約 10兆円なので、その 4割弱にあたる規模です。 で、この件に関してのちきりんの提案は、ずばり 「生活保護以外の社会福祉制度は全廃すべし!」  です。 読み間違えないようにね。生活保護制度の全廃ではなく、生活保護制度以外、全廃です。 生活保護制度以外の社会福祉って何だよ? というと・・・、 ・公的年金

    生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどう? - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/06/29
    年金とか健保って自分で払った金だから受けるのはとうぜんとなるけど、生活保護みたいに施しを受けているという感覚も必要かも。高齢化、財源不足でもうムリなんだし。
  • 人格を創るのは「身体的な体験」 - Chikirinの日記

    先日、台風5号の影響で、一晩、新幹線&新幹線ホテルに閉じ込められ、新大阪から東京の自宅に戻るまで 16時間くらいかかりました。 夜の 8時頃に新大阪を出た新幹線は米原付近で停止し、夜中の 12時まで 4時間以上そこから動かず。 その間、お弁当をべながらツイッターをしたり、日語のアナウンスしか行われないため状況がわからない外人さんに説明をしてあげたり、を読んだりしていたため、実はたいして退屈していませんでした。 ただ、日付が変わってから「新大阪まで戻ります」と言われた時にはさすがにガックシ! 「5時間も待って、振り出しにもどるわけ?」って感じです。 とはいえ他に選択肢はなく、新大阪へ。 そこでは「朝の 5時までこの車両で寝ていいです」というありがたい(?)アナウンスが。 仕方なく 3時間ほど仮眠を取りました。 ★★★ 朝の 5時に新幹線ホテルを追い出され、はてどうしよう?と。 正攻法の

    人格を創るのは「身体的な体験」 - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/06/23
    目的一直線でなくて、過程が大事ということね。近江八幡あたりの水田は面積が広いのでとくに美しいですね。
  • 無罪の人を牢屋に入れることの意味が理解できないらしい怖い人達 - Chikirinの日記

    1997年の3月に渋谷のラブホテル街、円山町で、当時、東京電力に勤めていた女性社員が殺されました。その事件発生の2か月後に逮捕され、当初より無罪を主張していたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさんが、先日、逮捕から15年後、ようやく釈放され、ネパールに帰国しました。 この事件に関して、発生当時からマスコミが大騒ぎし、世間が一種の興奮状態に陥った理由は、東京電力という超一流企業の女性社員が、円山町というラブホテル街で、立ちんぼに近い形で格安売春婦をやっていたという衝撃的な事実のためでした。 被害者は「元、東電に勤めていた」のではありません。当時も普通に働きながら、勤務後に一回数千円などという価格で売春を続けていたというのだから、世間の好奇の目を集めるのは当然だったともいえるでしょう。 なんだけど、そもそも「殺された側」、つまり被害者のプライバシーがマスコミで大々的に報道されるなどまとも

    無罪の人を牢屋に入れることの意味が理解できないらしい怖い人達 - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/06/18
    佐野眞一の本を読んでこれは冤罪だと理解、納得したのだとさ。
  • 大橋巨泉か森光子か - Chikirinの日記

    以前から言っていることだけど、幸せな人生をおくるために何よりも重要なことは、「自分は何が欲しいのか」を明確に理解することだ。 これ、簡単なように思えてけっこう難しい。 世の中には「こうあるべき。こういうのが幸せなはず」的な言説が溢れており、たとえ自分はそうでないという場合でも、いつのまにか流されてしまう人はたくさんいる。 世間には「責任ある仕事を任されるのが幸せ」という人もいれば、「責任のない気軽な仕事だけをしてる方が気楽で幸せ」な人もたくさんいる。 お金はたくさんある方が幸せだと一般には思われているけれど、お金がないから目の前の仕事をとにかく必死でやらざるを得ないという状況のほうが、実は幸せだという人もいる。 つまらないものに大金を使うのが、みんな楽しいとは限らない。 いい会社に勤めるとか、持ち家を手にするとか、そういうのも「ほんとに嬉しい!」人もいるけれど、「そんなのどうでもいい」人も

    大橋巨泉か森光子か - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/06/16
    世間並みの生き方をしないと世間様が許さないという風潮があってだな。でもこれ太宰メソッドでは世間とは自分のことか。
  • 「稼ぐことの価値」を示せていない私たち - Chikirinの日記

    今に始まった話ではなく、もう何年もそうなんですが、知人友人と話していてよく話題になるのが、「最近、分配側に興味を持つ人が多すぎだよね」という話。たいていの場合、嘆息とあきれ顔と共に耳にします。 ご存じのように経済活動には「価値の創造」と「価値の分配」という2つの側面があります。「価値創造」とは、文字通り経済的な付加価値を創造することです。 新幹線が発明されれば、従来の特急より高い料金でも、その切符を買おうという人がでてきます。これは、それだけの付加価値が創造されたわけです。よく効く薬が創られて、今までの何倍もの値段で売られるのも同じです。便利グッズ、求められていたサービスなど、あらゆる分野で日々新たな価値の創造が行われ、それが集まって経済成長が実現します。 一方、大半の社会、国は、それら生み出された価値を「再配分する」制度をもっています。最初に価値が創造された時、その価値の対価を受け取る人

    「稼ぐことの価値」を示せていない私たち - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/05/14
    創造側の人間がそんなに多くなかったから、日本はいきづまっているんじゃないの。教育は創造する人たちを生み出したのか。
  • 『世界を歩いて考えよう!』 - Chikirinの日記

    来月、5月19日頃、ちきりん3冊目のとなる、『社会派ちきりんの 世界を歩いて考えよう!』が出版されることになりました。 これまでに出した 3冊の、ゆるーくシリーズ化してるんですよね。 最初のがイエロー、二冊目がオレンジ、そして今回がブルーと、テーマカラーが変わり、 どのも、タイトルの最後は “考えよう!” どの表紙にもプロの方が描いてくださった “ちきりんの似顔絵” が載っていて すべてのの最後が “そんじゃーね” です! どの似顔絵もかわいいですねー。これが続くなら、10冊くらい出せた暁には「ちきりんの似顔絵展」が開けそうですね。 そうなったら “ちきりんお面 10組セット” でも売り出しましょう。 中でも嬉しいのは、タイトル末尾を「考えよう」で揃えられたこと。 「やっぱり、私が伝えたいのは、“考えよう!”ってことなんだなー」と、しみじみしました。 ご存じのように、私は決して博学

    『世界を歩いて考えよう!』 - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/04/26
    ちきりんは旅のひきだしがあったのだよな。ちきりん的世界紀行、文明論の本なのかな。
  • ビバ道州制 - Chikirinの日記

    ちきりんは2年前に「日が採用すべき10個の政策」について書いていて、その中で道州制を支持をしています。今日は「道州制」についての、ちきりんの考え方をまとめておきます。 <道州制のマイ定義> いろんな方が提案しており、「どれが正しい定義か」というのはありません。ちきりんがイメージしているのは、下記のようなものです。 ・国は外交、国防、憲法、天皇制に関することのみを業務として担当。 ・現在、国が担当しているそれ以外のことはすべて「道州」が担当する。(例:税制&税率、教育、社会福祉、雇用規制、移民規制、公用語の設定、医療制度、その他) ・全国は5〜8個くらいの道州に分かれる ・その下に、住民サービスを手がける基礎自治体(今の市のレベル、大都市では区のレベル)が存在する ・結果として、国会議員の数は100名以下でいいし、霞ヶ関もほぼ解体。道州の長は直接選挙がいいと思います。 <道州制支持の理由>

    ビバ道州制 - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/04/18
    これは江戸時代の幕藩体制に帰れということですね。幕藩体制は多様性を担保したんだろうか。人口はかなり拡散していたようだが。
  • キャリアのVSOP - Chikirinの日記

    誰に聞いたか、何で読んだのか、覚えてないのですが、ずっと昔に聞いて「なるほどその通りかも。おもしろい!」と思ったのが「キャリアのVSOP」という話。 VSOPはブランデーの等級を表す言葉ですが、それにひっかけ、各年代でどうキャリアを積んでいくべきか、アドバイスする話です。 <V:20代はバラエティ> 20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。 自分が何に向いているか、やってみないとわからない。 あまり頑なに「自分はこれが向いているはず」と思い込み、それ以外のコトは見ない、触れない、みたいな生活をしないこと。 小さい頃から憧れてた職業に就くこと以外なにも試さない人がいるけど、世間をまったく知らない子供の頃の夢に固執しすぎるのもどうかと思う。 それは天職かもしれないが、単なる子供っぽい思い込みかも知れないのだから。 20代にあれこれやってみるのは、決してリスクなんかじゃない。 多彩な

    キャリアのVSOP - Chikirinの日記
    ueshin
    ueshin 2012/04/15
    うん。これはなるほど。
  • 大企業を辞めるという合理的な選択 - Chikirinの日記

    高度成長期以来つい最近まで(大半の人にとっては今も?)、大企業(公務員含む)に入社し、ずっとそこにいるというのは「合理的に考えて一番トク」な道だったと思います。 ・金銭的な報酬が圧倒的に高い。(給与も退職金も企業年金も) ・磐石に安定してる(大企業だという理由で政府や銀行が潰さない) ・雇用も守られているし(日解雇規制が存在するのは日系の大企業だけ) ・仕事おもしろい(名刺力も抜群、資力も大きい) ・加えて様々なチャンスがあり(海外勤務とか大きなプロジェクトなど) ・世間の評価も圧倒的に高く(合コン市場や親戚間において) ・成長機会も多いし(留学や研修などの制度が充実) ・福利厚生も充実してる と、いいコト尽くめです。これじゃあ起業したりベンチャーや中小企業に行くより、大企業を目指すのが「合理的に正しい選択」だと、ちきりんでさえ思います。 しかしながら最近、そういった大企業にいった

    大企業を辞めるという合理的な選択 - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/04/04
    酒をのむ金が稼げればもう働かない人たちの道へいくのかな。
  • 4月から新社会人になる皆さんへ - Chikirinの日記

    読者の方の中には、来週から新社会人になるという人もいますよね。 なので今日は、それらの方々への「贈る言葉」を書いてみます。 自分が社会人になったばかりの時のことを思い出し、その頃、何を言われてたらよかったかな、と考えながら。 1.自立しよう! まずはコレに尽きます。いろんな意味で早めに自立しましょう。 日では法的には 20歳で大人になるけれど、この時期は当時の私もそうだったように、大半の人が親にべさせてもらっていると思います。働き始めたら、まずは経済的に自立しましょう。 まだまだ先のコトに思えるかもしれないけれど、あなたもそのうち、自分の子供を養い、さらに自分の親を養わないといけない時がやってきます。 加えて社会にだって、なんらか返していきたいと思っているはず。その第一歩が、まずは自分でべていく、ということです。 仕事の上でも、できるだけ早く自立しましょう。 上司がいなくても、先輩が

    4月から新社会人になる皆さんへ - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/03/28
    ちきりんのブックマークが非表示になった。池田信夫は消えてもよかったが、ブクマの談話やほかの人の意見を聞くような恩恵を切ってもいいのか。
  • 年功下落の時代へ! - Chikirinの日記

    国内で、主に20歳から39歳くらいの消費者に売れている商品やサービスを販売、提供している会社に勤めている場合、 <オヤジ世代> 1950年(戦後すぐ)からバブルピークの1989年あたりまでに働いていた世代 オヤジ:「わしらは必死で働いた。文句も言わずに土日も働いた。だから会社の売上もどんどん上がって、オレ達の給与もどんどん上がっていったんだ。」 ↓ 真実:ちゃいます。顧客人口が急増していた時代だから、売上がどんどんあがり、給与もどんどんあがっただけです。 <オレら世代> バブルが崩壊した1990年以降に働き始め、今も働いている世代 オレら:「オレだって頑張ってるつもりなのに、ここんとこ売上も伸び悩みだし、給与も全然あがらないよな〜。なんだよ、これ。」 ↓ 背景:顧客人口が増えなくなってるんで、そりゃあ売上も上がらないし、給与もあがりません。仕方ないんです。 <これから世代> 来年以降に

    年功下落の時代へ! - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/03/03
    一年前の記事だが、納得。むかしの人は必死に働いたから給料が増えたのではなくて顧客人口が増えただけ。いま落ちているのは顧客人口が減っただけ。
  • 「作り込み」と「ダダ漏れ」の間 - Chikirinの日記

    既存メディアとネットメディアの大きな違いに、「作り込みレベルの差」があります。テレビ、新聞、雑誌や書籍など、既存のメディアは、ものすごい勢いで“作り込む”んです。 テレビの公開収録を観にいくと、司会者から出演者のタレント、評論家を含め、全員が「役者」だとわかります。全員が整然と「自分に割り当てられた役」を演じる。「まさにプロ!」です。 細部の細部まで書き込まれた台に沿って、表情作りや会話、ボケ&つっこみ、“白熱した(ように見える)議論”が進み、 さらに編集で「あらかじめ決められた構成」に向け、余分な部分を切り取り、見せたい順番に並び替え、強調やらなんやらと効果(エフェクト)を追加し・・。 NHKだと3日くらい密着取材して得た材料を“煮詰めに煮詰めて” 1 時間の番組にするし、討論番組でさえ 2時間の番組のために 10時間近く(しかも複数の)カメラを回してるんじゃないでしょうか。 驚くほど

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    ueshin 2012/02/14
    興味深かった。アナウンスのある野球と、球場で見る野球のだらだら加減を思い出した。
  • 書店へ行こう! - Chikirinの日記

    じゃじゃーん! 下記は、現在、紀伊国屋書店、新宿店で展開されている「藤沢数希さん&ちきりんが選ぶお勧め」のコーナーの写真です。 こういったコーナーを作って頂けるとは聞いていたのですが、予想以上に立派な棚でびっくり! 感激です。(新宿店の3階だそうです。他のコーナーにもちきりんお勧めが置いてあるみたい。わからなかったら店員さんに聞いてみてね!) というわけで、今日は書店巡りについて。 ちきりんブログの読者の方にも「昔はよく屋に行っていたけど最近は・・・」、「ここんとこを買うのはネット経由ばかり・・・」という方も多いかもしれません。ちきりん自身もブログでよくを紹介しているし、自分で買う時もネットが多くなりました。 でも実際には「書店に行く機会」自体は減っていません。昔から「屋さん」は大好きな場所だし、今も友人との待ち合わせの大半に書店を使います。待ち合わせで相手が遅れることがあ

    書店へ行こう! - Chikirinの日記
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    ueshin 2012/01/26
    ネット界のおふたりによる書店のおすすめ本フェア。
  • 今年のキーワードは「見限る」 - Chikirinの日記

    年末に取材を受けたプレジデント誌 2012年 1/2号 で「今年のキーワード」を教えてくださいと言われ、ちきりんは「見限る」と答えました。 昨年来、多くの人がいろんなものを“見限り始めた”と感じたからです。 日人は世界で稀なほど“お上”や“権威あるメディア”への信頼度が高い国民ですが、昨年起こった福島の原発事故を経て、いよいよそれらを「見限った」人も多いでしょう。 将来、他の原発で何か起こった時、政府やNHKが「爆発はしません!」「メルトダウンなんてありえません!」、「直ちに健康に影響はありません!」と連呼しても、それを素直に信じる人は相当少なくなりそうです。 原発事故は、霞ヶ関、永田町、そして経団連を含めた既存の政治体制、日の権力当事者に対する不信感も大きく増幅させました。 それにしても、原発事故が起こった時、リーダーシップの“リの字”も見せなかった監督官庁、経済産業省にはあきれまし

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    ueshin 2012/01/14
    オールド・ジャパンを見限られるか。
  • 会社辞めて1年をQ&A形式で振り返る - Chikirinの日記

    ちきりんが会社員を辞めて約一年たちました。“振り返りエントリ”を書くべきかしらと思いつつ、何書けばいいのかわからなかったので、ツイッターで質問を募集してみました。 そしたら、たくさん質問をいただいたので、以下それに答えることにします。 関西に生まれ育ったことは私の誇りです。“おちゃらけ”なのも「笑かしてナンボ」の世界で育ったからです。でも、住む場所としては圧倒的に東京が好きです。東京の多様性は関西を含め他都市とは比べ物になりません。 (1) 十年以上 (2) 「働かない生活」をやってみたかったから。 (3) 貯蓄+執筆活動の対価(広告含む) 「辞めた直後」&「今」で比べれば、あまり変わりません。 日々のワクワクはあまり変わらない、というか、どっちもそんなにありません。ワクワクするのは旅行など非日常の時が多いです。その意味では今のほうがその機会は多いです。 よかったこと=圧倒的な自由度を得た

    会社辞めて1年をQ&A形式で振り返る - Chikirinの日記
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    ueshin 2011/11/18
    ちきりんの影響で働かない選択肢もあることを知る人が増えればいいと思うが、たいていの人は生活のために働かなければならない。
  • 「100年安心年金」なんて超不要! - Chikirinの日記

    東日大震災の復興資金をまかなうための財源は、向こう 25年の所得税増税等でまかなうってコトになりそうなんですが・・ 25年間の増税を、“時限増税”って呼ぶのは無理でしょ。完全にふつーの恒久増税ですよね。 それと、ちきりんが一番、「政治家&官僚のアタマの古さがよく表れているよね」と思うのが、この「時間感覚」です。 年金についても「 100年安心年金」という言葉が使われ、それが実現できないことに批判が集まっていますが、そもそも「向こう 100年も安心」という目標設定をすること自体が時代に合わないのだ、ということにそろそろ気がつくべきでしょう。 「 100年安心」するためには、向こう 100年、何が起こるか想定し、その上で「大丈夫!」と言わなければならないのですが、この前提には「向こう 100年を想定できる」という、あまりに傲慢(もしくは無思考)な前提が含まれています。 今から 100年前の

    「100年安心年金」なんて超不要! - Chikirinの日記
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    ueshin 2011/11/10
    「今から100年前の1911年、日本は前年の日韓併合を経ていよいよ帝国主義国家への野望に一歩を踏み出し、中国では辛亥革命で皇帝の時代が終わりを告げようとしていました」