量子テレポーテーションなんて書くと、のっけから怪しげな与太話だろうと思われるやもしれませんが、れっきとした物理学及び通信工学の話です。 既に応用としての論議が始まっていますから、そのうちEPRなんて言葉が新聞紙上を賑わす日が来るんじゃないでしょうか? 実は、私も解らない所が多すぎるし、これについてはあんまり書きたく無かったのです。 しかし、「と学会」の所とかに書いた Aspect の論文の話やら何やらで、「いくら何でも説明が不親切だ」ってなお叱りもありまして、関係する話を一挙に書くこととしました。 私は物理学のプロではありません。本質的にはこういう話が好きですから、大学では量子論関係の単位は全部取りましたが、所詮は学部レベルです。 微分方程式をいっぱい解いたら、たくさん単位をくれたってだけですな(^^;;。ですから、間違いはあると思います。 だから、これについてメールで質問はしないで下さい