中高齢者層の登山ブーム、「昨年の山岳遭難、死者数が過去最多 中高年者が増加(朝日)」といったブームをみて、高齢化社会における自浄作用みたいなものが働いてるんじゃないかと、レミングス的な光景を連想した。 これを俗流行動経済学的に分析して、「自ら楢山参りする老人たち」というタイトルで一冊。
中高齢者層の登山ブーム、「昨年の山岳遭難、死者数が過去最多 中高年者が増加(朝日)」といったブームをみて、高齢化社会における自浄作用みたいなものが働いてるんじゃないかと、レミングス的な光景を連想した。 これを俗流行動経済学的に分析して、「自ら楢山参りする老人たち」というタイトルで一冊。
id:keiichirohiranoの小説で、読み始めたらページをめくる手が止まらない、なんて日が自分にやってくるとは思わなかった(というか、正直これまで読み通せたことすらなかった。あと、最初の数ページはつらかったな)。 あと、ビジュアルでしか作家を評価しないうちの妻は、平野のビジュアルの決壊を指摘していた。 決壊 上巻 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/06/26メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 966回この商品を含むブログ (134件) を見る決壊 下巻 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/06/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 109回この商品を含むブログ (96件) を見るGRACE (グレース) 2008年 08月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2008/07/07メディア:
僕は自分の名刺の肩書きには「編集者・ライター」と書いている。世間的に一番通りがいいのは「フリーライター」という言葉なんだろうけど、どうも2時間もののサスペンスドラマの見過ぎなせいか、「フリーライター」という言葉にいい印象がない。2時間ドラマに出てくるフリーライターってのは、ダサいグラサンをかけていて、プリントの開襟シャツとかを着ていた態度の悪い嫌われ者の男で、事件の裏側を追いかけようとして2番目くらいに殺されがちだ。若いころ小倉一郎がよくやっていた。 まあ、それはともかく、ライターという肩書きって先詰まり感があり、多くの同業者が次第に別の肩書きへと出世していきます。だってライターって肩書きだと、あまりテレビや新聞にコメントを求められなさそうでしょ。 こういった場合、一番多く利用される肩書きが「ジャーナリスト」。なんとなく名乗りやすいし、別に他からの認証も必要としない。つまり誰でもなれる。
「自分探しのカリスマ」「自由人」高橋歩のドキュメンタリーだそうだ。 『ソロモン流』 http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/ 4月20日(日) 22時09分〜23時03分 47都道府県ツアーをはじめ、執筆風景、沖縄ビーチロックビレッジ、 子育て・プライベート・・・まで密着した1時間のドキュメンタリー番組です。 ||| A-WorksSTAFFブログ ||| 自分探しが止まらない (SB新書) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/02/16メディア: 新書購入: 22人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (306件) を見る
自分探しって言うな! - reponの日記 これ書いてる人は本は読まずに、「「自分探しという病」を告発してくれる本」とか書いてるんじゃないかと思ったんだけど、気のせいでしょうか? http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/repon/20080220%231203514379 あと、このブクマとか「これは深い」というタグとか星印とか付けている人は、潜在的読者と思われるから、買った方がいいよ。 自分探しが止まらない (SB新書) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/02/16メディア: 新書購入: 22人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (306件) を見る
下で話題になっている http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080112/1200101006 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080112/p1 “ポジティブ教”についてだけど、y_arim氏が唱える、 あのような文章はある程度以上に恵まれた層、自分はダメだなあもっと頑張ろうと思える余裕のある層のあいだで流通し消費されるアイテムに見える。 とは僕はまったく逆の意見で、基本的にはあの手の自己啓発に群がる人たちのメンタリティは、自分も努力次第で成功できるという甘い幻想だけ抱き、何もしない人たち特有のものだと思う。 手を変え品を
ミステリと東京 作者: 川本三郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/10/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (26件) を見るミステリーに登場する東京の姿を通した東京論。 これはちょっと今読むとまずい。仕事に支障がでる……間違いなく。 僕個人としては、むしろ国道16号線が舞台として登場する作品だけを論じる『ルート16クロニクル』みたいな郊外論を読みたい。 ■国道16号線とは…… 東京の外郭を環状に結び、神奈川、埼玉、千葉の3県を通過する幹線道路。パチンコ屋、郊外型電気店、大型ショッピングセンター、複合アミューズメント施設、ファミレスなど、日本の郊外のロードサイドの荒涼とした光景がどこまでいっても途切れない夢の道路。 圧倒的に国道16号を意識した小説と言えばこれだな。 果てしなき渇き (宝島社文庫) 作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島
http://alphabloggers.com/nominee_2007/ 2007年アルファブロガーコンテストの一番末席にノミネートされた。 投票形式。締め切り後、得票と、Googleページランクやテクノラティ被リンク数などのオープンな指標を勘案して、最終的に5〜10名前後の「アルファブロガー」を選出。 だって。倍率としては悪くないんじゃない? ページランクや被リンク数は厳しいかもしれないが。 僕のことを知っている人には「けっ、アルファとかそんなのどうでもいいよそんなの」とか「アルファブロガー? びみょー」とか言いがちな人間に見られていそうですが、そんなことはありません。むしろさっきまで親戚中にアルファになれるチャンスだから絶対投票してくれと電話していて、ここでの告知が遅れたくらいです。 他のノミネートされたブログを見てみると、大半はとりあえず無視、いくつかは謙遜めいたことを書いてる。
今回のバッシングでさらに絆を固める亀田家、際限なく崩壊していく花田家、相撲界の騒動も部屋という疑似家族問題。ゴマキの後藤家も仲間入り。 裏・日本の有名一族。 日本の有名一族―近代エスタブリッシュメントの系図集 (幻冬舎新書) 作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/09/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 81回この商品を含むブログ (48件) を見るWe Are Family / Lost in Music アーティスト: Sister Sledge出版社/メーカー: Rhino発売日: 1993/06/10メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見る
劇場版エヴァに関しては何度思い返してみても、宇多田ヒカルの『Beautiful World』以外、特に語るところはないんじゃないだろうか。 ニコニコ動画にこの曲の初音ミク版があって、 言いたいこと言えない 根性無しかもしれない それでいいけど というパートの「それでいいけど♪」が大事だよ、と思っていたら、みんなそう思っていたらしく、コメントで一斉に連呼してた。 かなりぐっとくる。これがなんというかすべてな感じ。 この動画はYoutubeでも見られる。 この曲がエヴァに合っていないという意見をよく見かけたが、どこが? と思う。僕は逆に『残酷な天使のテーゼ』がまったくエヴァとかみ合っていないように感じていたので、宇多田の方がいい。 宇多田ヒカルがこの曲についてインタビューで語っている。 やっぱり、エヴァンゲリオンのストーリー、名セリフとか肝のシーンとか、私的になんか胸に来たところからもヒントを
YUIの『JAM』って曲が、 「PUNK ROCK が好きなあいつは 夏でも革ジャンを着てる」 とか 「PUNK ROCK が好きなあいつの レスポールは重すぎる」 とかファッション・パンクを小馬鹿する歌詞でなかなかおもしろい。 これは普通に捉えれば、クロマニヨンズの真島に対する批判だろう。 「ちょっとくらい 壊してゆかなくちゃ Oh Baby No Future」 だって。可愛い顔して音楽界に喧嘩を売っていく姿勢はメチャメチャラジカル。 歌詞はこちら。 PVはこちら。 LOVE&TRUTH(初回生産限定盤)(DVD付) アーティスト: YUI,northa+,SHIGEZO出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 2007/09/26メディア: CD クリック: 23回この商品を含むブログ (49件) を見る
ちょっと前にトヨタが国内で車が売れないから、売れるアイデア募集なんてのをやったら、「経団連(トヨタ元会長奥田碩が長いこと会長職にいた)が車なんて買えない層を増やしているせいじゃねえか」といっせいに突っ込まれ、「まったくだよね」みたいに誰もが納得してしまったという微笑ましい出来事があったけど、新しいアリオンのCMは、まさに若者が車を買わないことはすでに折りこみ済みだった。 http://toyota.jp/tvcf/index.html 小林薫が息子のポロシャツを着てると、息子の勝地涼がじゃあ代わりにアリオンを借してよというCM。 若者はどうせ買えないんだから、開き直って親に買わせて、共有してくださいということ。良心的な会社だ。 音楽は大瀧詠一『恋するカレン』。小林薫は全然変わらない。 A LONG VACATION 20th Anniversary Edition アーティスト: 大滝詠一
「千の風になって」が売れているのは知っていたけど、単なる流行歌に留まらず、中高年の死生観を揺さぶり、かつての永六輔の“大往生”のようなブームになっているとまでは知らなかった。朝日新聞で“千の風になって”というお涙頂戴の連載記事まで始まってた。 このブームを足早に辿ってみると、デンツー・ソングライターの新井満が作者不詳の英語の詞を訳して、メロディをつけて歌ったところ、朝日新聞が天声人語で取り上げ話題になり、去年の紅白でオペラ歌手が歌い大ブレイク。もうすぐミリオンとのことで、ミリオンはKAT-TUN以来、丸一年ぶり。 これは、電通、朝日新聞、NHKという大大メジャーチームがしかけたクチコミの成功例。隠し味にスピリチュアリズムを取り込んでいる辺りもうまい。 もう一方では、“パスタ茹でるおまえ それを殴るオレ”の“湘南乃風世代”が魔法のiランドにがんがん小説を投稿し、それを不動産屋ががんがん出版し
「資本論」全巻読了。 資本論 1 (岩波文庫 白 125-1) 作者: マルクス,エンゲルス,向坂逸郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1969/01/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 72回この商品を含むブログ (127件) を見る資本論 2 (岩波文庫 白 125-2) 作者: マルクス,エンゲルス,向坂逸郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1969/02/17メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る資本論 3 (岩波文庫 白 125-3) 作者: マルクス,エンゲルス,向坂逸郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1969/03/17メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る うそ。
たとえグループが違ったとしても、この「というか」が既にとんねるずが広めたというネタということをネタにしないこと自体、言葉に対して鈍感すぎ。 http://d.hatena.ne.jp/kurimax/20070212/1171211995 広めたのは石橋だし。 シブがき隊についてはよく覚えてません。 まず、あらかじめ断ると、僕はディベートがしたいわけではありません。 「マジ」というのがとんねるずのネタだというのは科学的根拠のない迷信です。 それから、よく、とんねるずが「1987年頃から若者向けバラエティで人気を博した」というトンデモ本が書かれていて、それを鵜呑みにしてしまう、小飼弾とかいう人がいたりします。 とんねるずの受容のされ方として、まずはオールナイトフジのレギュラーや『一気』がヒットした1894年頃の方が重要です。 最後にいいたいことをまとめると、シャンプーとリンスと石けんは使わな
日本平まで澤登正朗引退試合を観に行ってきた。澤登への思い入れはそれなりでしかなかったんだけど。その引退試合で礒貝洋光がピッチに立つという事で、万難を排し一路静岡へ。 礒貝は典型的な“気まぐれな天才”タイプ。「マラドーナがどんなに天才だったと言っても、少年時代の礒貝にはかなわない」といったのは、今日の試合でもエスパルスオールスターズの一員として出場した永井秀樹。昔の礒貝を知る人は、決して大げさな発言とも思えないはずだ。 沢登と礒貝は東海大学時代の同期で、Jリーグ開幕と同時に二人はファルカン時代にほんの短期間だけど、代表で一緒に試合に出た時期があるはず。当時は誰もが礒貝と沢登の時代が来ると信じていたのに、そうはならなかった。結局二人とも代表でいい目に会うことはなかった。 礒貝の引退は1998年。理由はプロゴルファーになるため。気まぐれにもほどがある。 というわけで、この二人が同じグラウンドに立
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