【ソウル=仲川高志】ラヂオプレスによると、北朝鮮の朝鮮中央テレビは21日夜、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の北朝鮮—ポルトガル戦を「実況中継」した。 男性アナウンサーが担当し、体育科学研究所の教授が解説したという。北朝鮮でテレビの実況中継は異例だ。 韓国の聯合ニュースによると、実況の2人は、ポルトガルによる先制点を大いに悔しがったが、点差が開くと相手のゴールにコメントしなくなった。 1966年イングランド大会以来の出場となる北朝鮮にとり、ポルトガルは同大会の準々決勝で3点先取しながら逆転負けした相手だけに、試合への注目度が高かったという。0—7という大差の敗戦で、ほろ苦いテレビ中継となった。 その他 アディダス3大会ぶりV…W杯、メーカーも熱戦 (7月20日 09:31) サッカーのW杯南アフリカ大会では、出場各代表チームに用具を提供したスポーツ用品業界も、4年に1度の大勝