「OpenGLAM」と呼ばれる取り組みをご存じでしょうか? 図書館や美術館などが所蔵する作品をデジタル化してインターネットで公開し、誰もが自由に閲覧できるようにするものです。30日、「OpenGLAM」を日本で進めるための団体が設立され、横浜市で記念のシンポジウムが開かれました。 OpenGLAMとは 「OpenGLAM」のGLAMとは、Gallery(画廊)、Library(図書館)、Archive(資料館・文書館)、Museum(博物館・美術館)の頭文字を取ったもので、これらの施設が所蔵する作品や資料をデジタル化してインターネットで公開することを言います。 誰もが自由に所蔵品を閲覧できるようにするとともに、できれば二次利用が可能な形で公開することで所蔵品を広く活用してもらうというねらいがあります。 こうした取り組みは欧米を中心に広がっています。図書館や美術館などの所蔵品は、本来、市民の