高齢者を中心に食べ物をかんだり、飲み込んだりする力が衰えた人のために、専門の検査やリハビリを受けられる全国の医療機関などの情報をまとめ、地図上に示したホームページの公開が始まりました。 研究班によりますと、老化や病気で食べ物をかんだり、飲み込んだりする力が衰えた人は専門の検査のほか、口や舌を動かしたり、誤って気管に入らないようにしながら飲み込むリハビリが必要ですが、専門の医療機関に関する情報が少ないのが現状です。 特に、胃につないだ管から栄養や水分を取る「胃ろう」の患者は、病院を退院したあと適切なリハビリを受けられず、「食べる力」を取り戻せないケースも多いということです。 このため、研究班は患者の支援グループから協力を得るなどして、専門の検査やリハビリを受けられる全国の医療機関などの情報を、地図上に示したホームページを公開しました。 現在、およそ840か所が登録されていて、住所を入力すると