広島黄金期の中心メンバーとして活躍し、1979年には33試合連続安打の日本記録を樹立した高橋慶彦氏。晩年はロッテ、阪神でもプレーするなど、17年の現役生活を過ごした高橋氏に「すごいと思った投手」を5人挙げてもらった。 豪快なマサカリ投法から通算215勝をマークした村田兆治この記事に関連する写真を見る村田兆治(元ロッテ) プロに入って、最初に「すごい!」と思ったのは村田兆治さん。初めて対戦したのは、プロに入ってまだ間もない頃のオープン戦だったんだけど、「これがプロのボールか」と思い知らされた。 "マサカリ投法"と呼ばれたダイナミックなフォームから投げ込むストレートも強烈だったけど、村田さんはフォークがとんでもなくすごかった。スイングしようと思ったら、本当に目の前から消えた。ボールってこんなに変化するんだって、驚きしかなかった。「こんなボールどうやって打てばいいの」って......。 村田さん
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