中国の首都・北京は人口2000万人を超える巨大都市です。特に市内東部に位置する「朝陽区」は人口は約350万人。1日当たりのゴミ排出量は4000トンを超えるといいます。そのゴミ焼却施設を毎日新聞中国総局(北京)の赤間清広記者が現地取材しました。【毎日新聞経済プレミア】 ◇巨大クレーンを操作 今年7月、16年に稼働した朝陽区のゴミ焼却施設を取材した。ゴミ集積槽の真上には「コントロールルーム」と呼ばれる部屋があり、中に入ると3人のオペレーターが座席にあるレバーを操り、巨大なクレーンで街中から集めたゴミを次々とつり上げている最中だった。 コントロールルームは分厚いガラスで囲まれ、異臭はない。室内には施設を管理する多数のモニターが並び、オフィスの中のようだ。作業を眺めているとオペレーターがクレーンゲームで遊んでいるように見えてくる。 施設を管理する苗桂清・副主任によると、焼却作業は大半が自動化され、
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