昨日のエントリは反響がありました。ありがとうございました。コメント掲示板にもさまざまなご意見や証言が多数寄せられていますが、俺のmixi日記にもオタク第一世代の同業者から貴重な意見が寄せられました。そのうちアニメ評論家のロト(氷川竜介)さんと某大手出版編集者のボタQさんの証言を、本人の了承が出ましたので転載したいと思います。 ●氷川竜介(ロト)さんの証言(アニメ評論家) 《 70年代中盤~末、80年代初頭の話を聞かれていると思うので、自分なりの体験を。 基本的にオタクの源流になったのは1974年の「宇宙戦艦ヤマト」TV放送、1977年の劇場公開です。74年時にはヤマトの視聴率が悪いと知った年明け以後、高校で友だちとつるんで「みんなでヤマトを見よう!」的な紙を貼ったりしました。まあ、奇異な目で見られていたと思いますが、校風が幸いしてそれでいじめられるということはなかったと思います。 つまりそ
このブログをはじめて3年半が経つが、ぼくがホームレス支援者を偽善者だといったことは一度もないはずである。相手の心情に深い理解が及ばず、結果として支援が自己満足に終わることがあるにしても、それを偽善者呼ばわりできるほど、ぼくは善人ではないからだ。 ぼくはホームレス支援者たちに対して厳しいけれど、それは彼らが身近な人間だからである。身近にいながら、しかしホームレスをさほど深くは理解していない。そこが歯がゆい。伝えることに、もどかしさを覚える。いきおい口も悪くなる。 ぼくはホームレスのことなどほとんど知らない人には、わりとやさしいつもりである。初心者には頭をナデナデして、やさしく教えるようにしている。なにも知らない坊や、お嬢ちゃんたちにはニコニコ顔で接する。のちのちトンマなことをいい出したらガツンと叱ればよいのだ。 しかし、支援者はその道の専門家である。いつまでもマヌケなことばかりいってい
ナツ氏のところのコメント欄で、以前の「非モテ弱者論争」に関連した話になっています。この議論に関しては以前「意味のある問題設定とは思えない」と述べてスルーしたんですが、「非モテ」に関する議論の中で「弱者」概念が極めてルーズに扱われている現状を考えると、改めてきちんと述べておく必要があると思い直しました。 ひとまず「社会的弱者」という概念について、もう少し一般的な話から初めてみたいと思います。まずは、「バックラッシュ!」の中での議論について取り上げたmacska氏のこちらの記事から。 新自由主義による経済構造の変化が過剰な流動性を生み出し、それを不安に感じる層がいわば身近なターゲットを「誤爆」するかたちでバックラッシュが起きるという分析は鈴木氏と同じだ。しかし違うのは、わたしがあくまで「誰が弱者であり、どの程度の手当てが必要とされるのか」という社会的合意が成立しなくなったことがジェンダーフリー
教育問題に限らず、どんな議論でも二項対立構造でしか理解できない人がいます。 しかも大抵の場合、「悪VS正義」の対立です。 国民の側(正義)VS権力の側(悪) 真実に目覚めた良識派(正義)VS陰謀を働く左翼(悪) 子どもの目線に立った教育(正義)VS価値観の押し付け(悪)等々 仮面ライダーやウルトラマンじゃあるまいし。 「いじめる子どもが100%悪い」と大人が言ったって子どもに心には届かない。 なぜなら、こども達の大多数は「いじめられる側にも原因がある」と思っているからだ。 (そして、我々大人が今の子ども達のいじめ現場を知るには「スクールカースト概念」が、重要である)と続くのが 私の主張ですが、 これについても 「子どもの視線」VS「大人の建前論」的に理解しようとする人がいるので疲れてしまいました。 上記の主張は、いじめている子どもに共感しているのではありません。 噛む犬の矯正を考えると解り
いくつかの記事で、歴史修正主義についての議論が行われているのを見て、ちょっと考えをまとめてみることにした。タイトルはこの記事から。 なにが歴史修正主義の問題なのかが未だに知られてない件 - 喚いて叫ばざれば ちなみに、私は南京事件や慰安婦問題についての事実関係についての議論には応えられないし、応えない。私は専門家ではないし、個々の史料や多数の書籍にアクセスできるわけでもない。私は、歴史学の通説に信を置き、反歴史修正主義の方々の議論の方が客観的かつ妥当な学問的方法に基づいて事実を判断していると信ずる。なお、その時々の歴史学の成果を一般に普及する役割をもつ、各社の「日本の歴史」の太平洋戦争を扱った巻(中公版とか小学館のとか講談社のとか、または岩波新書の「近現代史」や半藤一利「昭和史」とか)を目につく限り拾い読みしてみても、南京事件否定論を支持する書籍はひとつもなかったことを付言しておく。素人が
Overall incidence of suicide attempt was highest among patients receiving antidepressant prescriptions from psychiatrists (1,124 per 100,000), lower among those starting psychotherapy (778 per 100,000), and lowest among those receiving antidepressant prescriptions in primary care (301 per 100,000).http://ajp.psychiatryonline.org/cgi/content/abstract/164/7/1029自殺企図の発生率 incidence が、精神科医が抗うつ薬を処方した場合は
ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 一時期、元ロシア情報機関員のアレクサンドル・リトビネンコが放射性物質を盛られて毒殺された事件が日本でも大きく報道されていた。それについては弊誌第4号でも触れたが、かつてロシアに住んでいたことのある経験から、あまり日本の報道で指摘されていない点をひとつ述べてみたい。 ロシアでは、たいていの事件の裏にカネが関わっている。これは共産主義時代からのことで、表向きはイデオロギーがどうのとか政治的にどうのということが言われるが、その裏はほとんどがカネの取り合いになっていたことが多かった。冷戦末期からはそれに拍車がかかり、とくにエリツィン時代のロシアは法治国家ではなく、カネと暴力がすべてだったといって過言ではない。 そんなエリツィン時代に、権勢を極めた
昨夜(12/16)NHKで放送された『ワーキングプアⅢ』はとても感動的な番組だった。心を揺さぶられる構成と内容で、制作したスタッフの知性と勇気にあらためて尊敬と感謝の意を表したい。中学校で3年生に公民を教えている教師は、この番組の録画を教材利用することを考えて欲しい。社会科とは何か。社会科学とは何か。それは単に制度や知識の問題でなく、人間の生き方を教えるものであり、人間の感動に関わるものである。あの番組を見て、生徒が心から感動して、社会はどうあらねばならないかということを考えて、それを作文にして発表できれば、中学校3年生の社会科教育の到達点としては十分なのである。昨夜の番組はワーキングプアの問題を海外で取材するという触れ向きだったが、中身は違っていた。番組の主人公は第1回の放送で登場した35歳の池袋のホームレスの青年(岩井さん/仮名)だった。 彼が仲間たちと立川での清掃仕事に従事するように
ご訪問いただいたお客様へのお知らせ アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 ODNトップページへ
ネクタイ ヴィトン vuitton 、 ヴィトン ネクタイ 、ルイ ヴィトン ネクタイ、ネクタイ ヴィトン 、ネクタイ ルイ ヴィトン 、ヴィトン ネクタイ 新作、ヴィトン ストライプ ネクタイ、ヴィトン ネクタイ ネイビー パープル、ブルガリ ヴィトン シャネル ネクタイ
うちの妹二人は生まれたときからかわいいといわれ続けている。とくにすぐしたの妹は生まれた瞬間から本当にかわいいといわれてきて、何気なく写真に取られてもおまえはモデルかというくらい綺麗にとれる。どんな変な顔をしてもかわいいやつら。そういう妹たち。まぁそういうのがいるもんだから小さい頃から比べられてきて、妹ばかりかわいいかわいい言われているものだから私は容姿に関しては多少ひねくれてる。かわいいって言われたことないしね、妹がいるとそっちが言われるから。やつらのほうがかわいいし小さいから。特に妹大とは年子で高校も同じだったからずーっとずーっと18年間ずーっと言われ続けた。私は生まれたときから男の子に間違われるわ、親戚の叔母さん連中には全然人気がないわ、小さい頃の写真見てもむすっとしてるのが多いわ全然かわいくないのは本当に残ってる写真の少なさからしてもわかる気はする。まぁそれはいい。前にも書いた気はす
追記: コメント欄にあるとおり、以下の本文中の「座談会参加者が語るような“多様な生き方があっていいじゃないか”という意味の言葉」なるものは、僕の誤読の産物であり、実在しません。 曖昧な根拠で批判的なことを書いてしまったことをお詫びいたします。 「そのうち」の件。 あまり遅くなるとややこしいので、あえて読み返さないまま書いてみます。 「ひきこもり」のリアルを知るために ―井出草平著『ひきこもりの社会学』刊行記念座談会 - 荻上式BLOGこれの何が問題かって、けっきょく、「不登校論」と「ひきこもり論」の対立の意味がわかってない、あるいは無視しているってことに尽きるんだろうと思う。 「不登校論」は自由を重視する“俺らのことは放っといてくれよ派”。 それに対して「ひきこもり論」は“でもなんらかの手当ては必要だよ派”。 これはさいきん話題のリベラル対ソーシャルっていうのと似た対立。 座談会参加者が語
アメカジを感じさせるものにNGアイテムが多いようです。(中略) これは、今風ではない(時代遅れ)、もしくはアキバ系を感じさせるので不評ということでしょうか? 関連:http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1058608.html ゴフッ… ほんと、勘弁して。アメカジ封じられたら俺とか裸で暮らすしかないんだから。頼みますよほんと。つか今世界的にアメカジ復活とか言われててBEAMSやらUAやらセレクトショップがこぞってアメカジアイテムをプッシュしてる矢先にこれだ。上位3つのアイテム(とコーディネート)に関しては多分(今は)どうやってもかっこよくなりようがないので認めます。でもアメカジ全般否定されるときちいんですよ。 といっても、言わんとするところはわかる。全く同じアイテムでも決定的にダサくなるパターンと、結構イケるパターンとがあるんですよね。どうやっ
障害者ももちろん犯罪をすれば、罰せられるべきだとは思います。ただ、そういった行為になぜ及ぶのか?本当に、親や周りの教育者だけが悪いのか?継続的教育のコストは誰が払うべきなのか?課題は山積みだとは思います。ただ、障害者と直に付き合っている自分としては、このことだけは考慮しておいてほしいということがあります。 "知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか 知的障害者は継続的教育なしに社会適応できるわけがない MellowMoon 「"知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか?」 僕はNPOで働いている人間なので、いわゆる知的障害者という人たちとも付き合いがあります。(以前、知的障害者の施設でボランティアをやっていた経験もありますし)もちろん、知的障害者を含め、障害者には独自の事情があり、そのための継続的教育や支援は必要だと思います。そのための、コスト負担を誰がするのか、それにも課題は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く