土砂降りの中で行われた9月12日の鹿島・川崎戦=カシマサッカースタジアムで2009年9月12日、佐々木順一撮影 9月12日の試合途中に雨のため中止となったサッカー・Jリーグの鹿島・川崎戦が7日、後半29分から再開される。途中からの「再開試合」はJリーグ史上初。サッカーは雨でもやるのでは?【江連能弘】 ◇英国は土砂降り少ないから? カシマスタジアムで行われたこの試合は、当時首位の鹿島(現2位)と2位の川崎(同4位)による今季を占う大一番。しかし、雨が本降りとなり水たまりもでき、川崎が3-1とリードしていた後半29分、ピッチ状態不良と主審が判断し中止が決まった。試合後、川崎の中村憲剛選手(28)は「雨でもやるのがサッカーでしょ」と訴え、2点を挙げた鄭大世選手(25)も「納得できるわけがない」と怒りを抑えきれない様子だった。 Jリーグは規約で、悪天候などの不可抗力で中止となった場合は「原則再試合