山本一太候補者がなぜ参議院選挙で当選したか。 1.対抗馬に「民主党」候補者がいなかった。 2.徹底的に自民党色をなくした。 3.TVタックルでの知名度があった。 ま、いろいろありますが、他選挙区で落選した自民党候補者の反省に。 彼は、まず風を読んだ。 どういう風かというと、自民党の本当の逆風だ。 彼は「自民党」という言葉に、選挙民の人々が嫌悪感をむき出しにするのをわかっていた。 そこで考えた。 民主党風自民党になろうと。 ここが他の選挙区で落選した候補者と違うところ。 民主党風に化ければよいのだ。そして、それを実行する。 幸い、選挙区には、国民新党と共産党の候補者しかいなかった。 1.カモフラージュ まず、最初にしたこと。 タスキの色を白地に赤い字で「山本一太」に。 民主党かと見間違えてしまうくらい。 2.自民党の大物議員 小泉元首相が来ても、同席しない。 小泉元首相が選挙応援に来ても、決
参議院選挙で自民党が大惨敗した。年金記録問題や農水相の事務所費問題という、実のところあまり議論するような中身がない問題が選挙の焦点になってしまい、自民党の「成長路線」に対する是非に関する議論がその影にかくれてしまったのが残念だった。 自民党の「成長路線」に対して、「貧富や都市・地方間の格差を拡大するからよろしくない」という野党の型どおりの批判が繰り返されたが、実のところあまり批判になっていない。自民党の執行部にしても、格差をあくまで「過渡期」だと考えている。最終的な目標は「国民全員を平等に豊かにする」ことであり、その点では野党と基本的な違いはない。自民党は増税すら公約に掲げない野党の「格差是正」政策を「バラマキ型」で現実性がないと批判したが、その点に関する限りでは全くその通りで、「国民全員を平等に豊かにする」を目標に掲げる限り、やはり今の自民党の「成長路線」のほうが(もちろん無理に決まって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く