年配のドクターが多い病院だから、「友達の友達」ぐらいのところに政治家がいて、 医局ではときどき、政治の床屋談議がはじまる。 大局無視の、田舎の財源について。 地方都市の現況 うちの県は、街作りが完全に破綻していて、県庁所在地の駅前でさえ、夜の8時も過ぎれば真っ暗。 もともと古い街並で、自動車時代のうんと前からある街だったから駐車場を増やせなくて、 飲み屋街だとか、ショッピングモールだとか、人とお金が集まる施設は中心街を見捨てて、 みんな郊外へ移ってしまった。 街の中心に残っているのは、シャッター閉じたままの古い商店と、平均年齢が恐ろしく高い、 駅周辺の、ちょっとだけ高級な住宅地。 駅前からちょっと歩いた場所には、新しいマンションが建築中だったりする一方で、 数年前に炎上した一軒家は、引き取り手もなく、廃墟のまんまになっていたりする。 自動車に見捨てられて、若者に見捨てられて、目立った産業も
超ライトオタクの誕生 - 海ノ藻屑 濱野 そういう状況があって、昨日、DENPA!!!というテクノウチさんもDJプレイしたクラブイベントがあったんですけど、そこではオタクもコスプレイヤーもクラバーも、トライブにかかわらずみんなで神曲=電波ソングを大熱唱するに至っている。彼らが一部で言われるところの第四世代オタクなのかな? 孫引きで反応するのもなんだけど、濱野智史さん(id:shamano)がDENPAすごいと言っているのだが、話だけ聞いていると、どうにもDENPAと従来のコスプレダンパ文化と違いがわからない。「パラパラ」が「ウマウマ」になっただけじゃないかと。 アニメとファッションとクラブが融合したイベント「DENPA(電刃)」:小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird) この記事で、DENPAの存在を知ったんだけど、この時から、その疑問はあり、ブクマコメントでも、誰か
私のユリイカ誌面での発言「超ライトオタク」についての言説がはてなダイアリー界隈で2・3話題になっていることを今日知りました。 ●超ライトオタクの誕生 - 海ノ藻屑 ●超ライトオタクは誕生していない。ぬるオタが歴史から抹消されている - 増田 ●DENPAが従来のコスプレダンパ文化とどう違うのか誰か教えて欲しい - ARTIFACT ●超ライトオタク - 休憩室@モーニング娘。学会 Ver.2.0 →●オタク音楽イベントがつくる、特殊なコミュニティ - たまごまごごはん DENPA!!!第七夜 DJ TECHNORCH Time あぁなるほど、雑誌に載るということはこういうことなんですね。自分の載った雑誌が一般書店で平積みされている光景を初めてみた時の感動はゲームセンターで自分の楽曲が入ったマシンを見た時の感動に近いものがありましたが、はてなダイアリーを中心としてこういう動きが起きる
「Why hospitals don't learn from failures(なぜ病院は失敗から学ばないのか)」という論文を読んでなるほどと思う部分があったので、ここにメモ代わりに書いておく。 この論文の筆者(TuckerとEdmondson)は、医療ミスがなかなか減らない原因を探るために、全米の10の病院を長期間に渡って調査・研究したのだが、その結果判明したのは、「システムの改善」という観点からは、ナースの優秀さと勤勉さが逆効果になっているという皮肉な話。 「優秀なナース」の定義はどこでも同じで、「目の前の患者が必要としているものを、あらゆる障害を乗り越えていち早く提供する」こと。取り替えるべきシーツが不足していれば別の階に走って行って調達してくるし、新米のナースのミスにはいちいち噛み付くこともなくそのミスを取り繕う。そんなナースたちにとっては、その手の「不具合」や「障害」は避けられ
「反貧困」運動は、貧困を「社会的な逸脱(あってはならないこと)」であるとして、「貧困をなくそう」とのメッセージを発しています。 これは、現に貧困状態にある者を「悪いことをしている」かのように描き出し、「存在しない」とする効果があります。 つまり、貧困が実際に存在し、それが無くならない実態があるにも関わらず、当事者の尊厳や人格を抜きにして、「貧困を無くそう」とだけ訴えるのは限界があります。 一方、『貧乏人の逆襲!』(筑摩書房)などで有名になった松本哉さんなど、自らを「貧乏人」と言ってしまう流れが若者の間に起こっています。 「貧乏人」という言葉は、「うちは貧乏人だよ!(それがどうした)」みたいに言ってしまえば、「開き直り」の言葉として使えます。 現在の文化は「消費」を基盤にして成り立っていて、例えば、ブランドのファッションを着て、洒落たカフェで食事をするようなのが「文化的」になってい
CNNによるとデトロイトの地元紙が週7日配達を終了するとのこと。新聞の週7日配達をやめてしまうというのは、米国の大都市の新聞ではThe Detroit Free PressとDetroit Newsの2紙が初めてであるとのことです。以下はFree PressのCEO David Hunke氏の会見要旨です。 「我々は生き残りを賭けて戦っている。我々が新聞として知っている物が飛躍的転換を遂げる時期だと考えている。 2009年の3月までのある時期から、2紙は木曜、金曜、日曜日の配達のみに切り替える。新聞は毎日ニューススタンド(売店)で手にはいるし、オンラインでの提供も拡大される。情報を届けることの力学はテクノロジーのため永遠に変わってしまった。 紙、インクと配達にかかる燃料のコストが、ニュースを伝えるという能力に影響するニュースルームの人員削減を強いている。毎晩30万マイル(48万キロ)の距離
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く